ゴタゴタが続いているマイナンバーカードですが、どうしてもどうしても一部がクローズアップされてしまう側面があります。
システム自体が止まっているわけでもなくうまくやっている印象もありますが、新カードであったり、読み取り機を作り直すといった不穏な動きまででてきています。
※量子コンピュータの登場によりなので、今すぐの話ではなさそう?
カード返却がトレンドに?
マイナンバーカードを返却する動きがあるようです。
まぁでも急増といってもそれほどの数字ではないようですが、著名人の返納ツイートが話題にもなっていました。
むしろそれが皮切りだったのかな。
マイナンバーがどうというより、政府への不信感というところでしょうね。
マイナンバーとカードは別物
ただし、よく勘違いされるポイントではありますが、カードとマイナンバーはセットではありません。
マイナンバーは問答無用で割り当てられるもので、カードを手放しても番号を手放すことはできません。
カードを手放せば個人情報がどう変わるわけでもなく、返納というのはあまり意味のある行動ではないようにも思えます。
マイナンバーカードのメリットがわかりにくい
とはいえ、マイナンバーカードの意味合いについて、メリットがわかりにくいのはよくわかります。
紐付けだけは異様なほどさせられ、それによって生活がどう変わるかが実感としてあまり感じられません。
確定申告が簡単になったとかはありますけどね。それじゃ伝わらないですよね。
しかし免許証や保険証の統合なんかが進めばいろいろ便利になりそうです。
今はまだ過渡期で、完全に振り切ったら便利になると思いますが、この境目が一番難しいところ。
ただ、制度がスタートしてから過渡期がちょっと長いようにも思えます。
ちなみに、一番メリットがあるのは、2020年にあったような給付金のとき。
あのときマイナンバーが完全体になっていれば、無駄な仕事はかなり削減され、スムーズにお金が配布されたことでしょう。
いつかくる次の厄災が起きる前に完備されるといいなと思います。