Huaweiという中国のスマホメーカーがあります。
安価で良質な製品を生み出していることから、日本だけでなく世界中でここ近年かなり売り上げを伸ばしているメーカーです。現在は世界2位のシェア率を誇ります。
このHuaweiですが、連日報道でもある通り、いわゆる「締め出し」を世界中からくらっています。アメリカから始まり、日本やヨーロッパでも追随する動きを見せています。
Huaweiは危険なのか
報道があってからブログに書くまで時間を要しました。
現段階での自分の考えとしましては、Huaweiが危険なのかと聞かれたら、危険かもしれないし、そうでないかもしれない、と答えざるを得ません。いろいろと調べているんですが、結局のところよくわからないというのが結論です。
実は中国メーカーのスマホが個人情報を中国へ送っていた、というニュースは数年前からありました。じゃあ他のメーカーが安全なのかというと、それもよくわかりません。この個人情報というのがまたあいまいなものでして、ぶっちゃけAPPLEやGoogleも個人情報は収集しているように思えます。
いろいろな情報をかき集めましたが、危ない!と警鐘を鳴らす情報は多いものの、自分の中で決定打はまだない状態です。たぶんこのブログを読んでHuaweiは危険だ!変なこと書くな!と突っ込みを入れたくなる人も多いことでしょうが、現段階ではやはりわからない、というのが自分の中でのベストな回答です。
中国政府と国家情報法
中国では昨年「国家情報法」という法律が制定されました。
ファーウェイ問題:中国メーカー排除方針の「誤解と解釈」を前総務政務官に聞く– 経済と安全保障は分けて考えるべきだ
こちらの記事によりますと、
中国では2017年に“国家情報法”というものを施行しています。これは、平たく言えば『中国国内外の組織に対し、必要があれば国に情報提供を求める』という法律です。今回報道に上がっているファーウェイやZTEもその対象になり得るわけです。
とあります。日本としては、日本人の個人情報がアメリカに流れるのと中国に流れるの、どっちがいい?と選択されているような感じとも取れます。
ささやかな個人情報など、漏れたところで生活に支障はない、と考える人も多いでしょう。実際にはそうかもしれません。しかし、ビッグデータといって凄まじく大量のデータをもとに解析することで、多くのことを見抜くことができるようになります。AIの新時代とともに、必要になるのはビッグデータの収集です。そういったことに利用される可能性はあるかもしれません。
今回の問題は企業がどうというよりは、アメリカと中国の国際問題に世界が巻き込まれている印象もあります。経済活動と政治的な思惑がごっちゃになってるところもまた複雑な話にしていますね。あるメディアは米中の「テクノロジー冷戦」という言い方をしていましたが、来年以降はさらに深刻化するかもしれません。
リアルアヤノ.メ vol.2開催
リアルアヤノ.メ vol.2の開催決定!2019年1月26日(土)、阿佐ヶ谷ロフトAにて。今回は来場者プレゼントも用意したいと思います。みなさまのご来場をお待ちしております!詳しくはこちらをご覧ください!
リアルアヤノ.メ vol.2「さようなら!ありがとう!平成最後のリアルアヤノ.メ」
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