ラーメン1000円の心理的壁を壊せるか<2>


円安は今後も続くでしょうから、値上げラッシュはまだまだ序の口です。

前回もお話した通り、値上げ以外に生き残る道はないと考えています。

サブスクの活用もありかもしれない

サブスクというとネットサービスのイメージが強いですが、あらゆるビジネスでもサブスクが登場しそうな気配がありました。

このブログでも〇〇放題というテーマで何度か取り上げたことがあります。

しかしコロナの襲来によって、こういったサービスの展開も継続することができませんでした。

ここにきて、もう一度サブスクの活用もありかもしれません。

サブスクは毎月いくらという支払い方法ですから、一度あたりにどれくらいお金を払っているかという感覚を持ちにくくなります。

まぁこれも価格とサービス内容によるところもありますが、ラーメン屋など飲食店は同業のライバルも多く、サブスク化することで顧客の囲い込みもできるようになります。

安価で攻める選択肢

その一方で、安価路線を攻めるやり方もアリだと思います。

サービスのうち一部をお客さんに任せるような形で、値段を下げるようなものです。

例えばガソリンスタンドのセルフのようなものです。

美容院でも一部サービスをやらないことで値段を下げる店舗もあります。

まぁラーメン屋だと何ができるのかはちょっとわからないですけどね。

業種によっては、こういった発想の切り替えも効果がでるかもしれません。

ただ場合によっては設備投資なども必要ですから、いいアイデアが出せるかどうかでしょうね。

値上げは続く

今のところ、このインフレが収まる要因がありません。

こういうのは遅れて生活に影響が出てきますので、来年もこの傾向は続くと予想されます。

これが真冬になると、暖房代がかなりきそうで、あらためて光熱費の高騰が話題になることでしょう。

ラーメン1000円の障壁はおのずと来年あたりにはなくなりそうな予感もしますね。