小学生の男の子が、コンピュータウイルスを作成して児童相談所に通告されたというニュースがありました。
小3男児がウイルス作成か「友達を驚かせたかった」 – 社会 : 日刊スポーツ
小3でコンピュータウイルスとか、どんだけ天才少年なんだ?なんて思いましたが、この子の話では動画サイトに掲載された動画を元に作ったそうです。
ちょっとYouTubeで検索したら、コンピュータウイルスの作り方についての動画がたくさんでてきました。
自由すぎる情報
インターネットは自由空間で、情報もまた自由に出回ります。それにしても、コンピュータウイルスの作成方法が検索一つで簡単に得られるというのはいかがなものかとは思いますけどね。
3Dプリンタでつくる銃の設計図も出回ってますし、大麻の栽培方法についてもたくさん情報があります。簡単な時限爆弾の作り方もすぐでてきます。
もちろん、それをもとに実際に作り所持したり、使用したりする人のほうが悪いわけなのですが。子供はいろいろなものに興味を持つものであり、今後もこういった事件は起きるような気がします。
プログラミングの必修化
小学生でのプログラミングが必修化されるという流れもあります。大人もよく理解していないプログラミングを子供に教えるというのも大変なことでしょうね。
まぁ実際にプログラミングを子供が習ったとしても、いきなり謎のコンピュータウイルスを作り出す天才少年がでてくるとは思えないし、そういう方面での恐れはいらないかなとは思います。個人的には、自分自身も高校時代にちょっと習ったVisual Basicからコンピュータにより強い興味を持ちましたし、子供のうちからいろいろなものに触れるのはいいことだと思いますけど。
技術的なこともそうですが、パソコンとネットだけでいいことも悪いこともなんでもできちゃうということで、インターネットとモラルについての道徳的な授業も十分にやってほしいものですね。