クラウド、という言葉がトレンド入りしていました。
またFF7絡みかな、と思ったら、そっちのクラウドではありませんでしたね。
時代はクラウド
国会で蓮舫議員がマイナンバーカードのサーバー強化についての発言ででてきたのが「時代はもうクラウド」ということでした。
文脈的にサーバーを増やすと答えた大臣答弁に対していったということで、クラウドの意味わかってないのでは、というところで話題になっていたようですね。
しかしなにはともあれ、時代はクラウドであることには変わりません。
クラウドとは雲のこと
みなさんはパソコンやスマホに画像データや音楽データなど、いろいろなデータを保存していると思います。
しかし、そのうち容量がいっぱいになってしまいますよね。
昔はこれがけっこう深刻でして、スマホもパソコンも容量が多いものが必要ですし、場合によっては外付けHDDなどにデータを移す必要があります。
パソコンはともかく、スマホは昔ほど容量を気にする必要がなくなってきました。APPLEやGoogleは写真や動画の自動バックアップ機能を推奨していまして、スマホ内のデータをクラウドにアップすることで、スマホ自体にデータを置く必要がなくなったのです。
以前はDropboxなどで初めて認知されたこういったクラウドサービスですが、これはけっこう革命的なサービスでした。
自分の手元ではなく、どこか見えないところにデータを保管するという意味で、頭上の雲にアクセスしてデータを手元にあるかのように操作することができることから、クラウドという言葉が生まれました。
データだけではない、クラウドの強み
わかりやすい例として写真などのデータでお話しましたが、このクラウドは生活のあらゆるところで活かされています。今でこそメールなど、家のパソコンにメールのデータを保管するということをやる人も減ってきているとは思いますが、そういったソフトウェア関連もブラウザから扱うものとなりました。ああいうのも、クラウドソフトウェアの一つです。
今はそもそも、社内サーバー自体をクラウド化しているところも増えていますよね。
サーバーは自社管理もできますが、そういったサービスに丸投げするほうが、設備投資もいりませんし、なにか緊急時の際にも安全です。数多くのネット上のサービスがありますが、自社サーバーで動かしている割合ってどんなものなのでしょう。
以前、AWSが障害を起こしWEBがパニックになるというブログを書きました。
AWSというのはアマゾンが運営しているクラウドサービスのことです。みなさんもよく使っているWEB上のサービスも、ほとんどこういったアマゾンなど大手のサービスによって稼働しています。
マイナンバーのサーバーはどうしてる?
マイナンバーの管理をしているサーバーがどうなっているかわかりませんが、おそらくどこかの企業に委託して管理されているのかなと思います。総務省内の地下に全体を管理するサーバーが設置されている、みたいなサイコパスみたいなことはないかなとは思います。
たしかに時代はクラウドとはいえ、さすがにマイナンバーカードにかかわるデータは自社、というか政府が独自に管理してもらいたいものです。