渋谷、池袋の事例で考える日本のハロウィン文化


ハロウィンのたびになにかと話題になる、渋谷。

今年はわりと静かだったと聞きます。

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渋谷ハロウィンの在り方

今年の渋谷はかなり徹底していましたね。

駅前にも大きな広告を出していましたし、ハロウィンに休業する店舗があったりと、ハロウィンやるなよアピールを徹底できていました。

コロナ前は大きな問題になり、その後コロナで落ち着きこの復活したタイミングで、うまく舵を切った印象です。

韓国の事故の件もありましたし、渋谷もやはりあまりにも多く人が集まると制御不能と見たのでしょう。

今回は新宿や池袋にハロウィンを楽しみたい人が回った印象でした。

昔のように思いっきり渋谷に人を集めてお金を落としてもらう作戦もアリかもしれませんが、もろもろ天秤にかけたということなのでしょう。

とはいえさすがに当日は人はたくさん訪れたようですが、まぁ昔のような感じにはなりませんでした。

池袋の事例

その一方で、池袋のイベントはわりとうまくいっている印象もあります。

池袋ハロウィンコスプレフェス、通称池ハロとも。

チケット制にして、エリアを区切って、さらにちゃんと明確に主催者もいますし、自然発生のような形で定着しそうになった渋谷ハロウィンとはやり方が違います。

日本ではこちらのやり方のほうが合いそうな気もしますね。

ハロウィンは海外の文化ですが、日本のアニメ産業、コスプレ文化などとの相性もよく、日本のハロウィンは独自の形で定着することになります。

そこで、なにか日本に合うような企画がたくさん生まれるといいかもしれませんね。