みずほ銀行の週休3・4日制をなぜ彩雨が望むのか


みずほ銀行が週休3日、4日制導入を検討しているというニュースがありました。

みずほ”週休3・4日制”導入に賛否の声。「働き方が変わる」「人件費の削減狙い?」(BUSINESS INSIDER JAPAN) – Yahoo!ニュース

なかなか興味深いニュースです。

リストラではないリストラ

休みが増えるなんてラッキー!なんて思う人もいるかもしれませんが、もちろん基本給が下がります。

要するに、リストラまではいかないけど、給料カットということです。でも直接的に給料カットするわけにもいかないので、休みを増やすということです。

休み増やすなんて、人手余ってるの?いや、どうなんでしょうね。

とはいえ銀行業は部署によっては80年代、90年代と比べれば相当業務は効率化されているでしょうし、今後はますますそういった流れも進むでしょう。将来的なことを見据えての、ということなのかなと思います。

働き方改革として

一週間の中で休みが増えることにより、自分の好きなことに時間を費やすことも、家族と時間を過ごすことも可能になります。

なんのために働くのか、という根本が昔と今で少しずつ変わりつつあります。そういったところも見据えての検討なのかなとも思っています。

逆にチャンス

空いた時間で副業を、ということを推奨したいところもあるでしょう。

実はこれはけっこうチャンスで、こういったツイートをしました。

No Title

こういった会社が増えてきたら、週休6日で働ける環境を作って事業をやる考え方もアリ。「社員を雇うなら週5勤務、生活できる給料を渡すという」という固定概念はもう過去のもの。みずほ”週休3・4日制”導入に賛否の声。「働き方が変わる」「人件費の削減狙い?」https://t.co/FdZuYgdkGi

事業といってもいろいろあります。すべての事業が、必ずしも週5日のフルタイムが必要なわけではありません。しかしなにか事業を起こして人を雇うとなると、どうしても生活できる給料を渡さなければならないし、どこか別の仕事をしている人を引き抜かなくてはなりません。たまたまフリーな人がいたとしても、どんな事情で無職なのかわからない人を、毎月20万とか30万を出して雇うのはあまりにもリスキーすぎます。

これはチャンスですよね。経営者としては、「優秀かつ社会経験ある人」を「小額の給料」で雇うことができる可能性が増すということです。その結果、新しい事業が生まれやすくなり、回り回って社会も豊かになっていきます。

個人的にはウェルカムな考え方ではありますが、まぁ労働者視点で立つと給料減ってふざけんなって話ですよね。みずほ銀行、そして社会はどう変わることができるでしょうか。