これはXスペースの文字起こしをブログ化したものです。
今日は、スターバックスがアメリカで展開していたNFTサービス「オデッセイ」の終了について考えてみたいと思います。
第1章:スターバックス オデッセイとは
スターバックスは、アメリカでNFTサービス「オデッセイ」を展開していました。これは、スタンプラリーのようにNFTを集めることができ、集めたNFTを交換したりできるサービスでした。日本では展開されていなかったため、知らない人も多いかもしれません。オデッセイはベータ版としてスタートし、アプリやDiscordを通じて運営されていました。
第2章:オデッセイの終了と海外企業のNFTへの姿勢
しかし、スターバックスは正式版への移行を断念し、オデッセイのサービスを終了することを発表しました。NFTに取り組む人間としては残念な知らせですが、海外企業の中には、NFTへの取り組みを停滞させたり、撤退したりする動きが見られます。メタ(旧フェイスブック)やAmazonなども、NFT関連のプロジェクトを中止しています。海外企業のNFTへの姿勢が揺らいでいるようにも感じられます。
第3章:NFTの可能性と今後の展望
ただ、新しい分野への挑戦では、試行錯誤は付き物です。失敗から学び、次につなげていくことが重要だと思います。スターバックスの決定を、NFTの終わりと捉えるのではなく、次なる一歩への準備と考えるべきでしょう。NFTは、まだ黎明期にある技術です。企業がNFTを活用するためには、説明コストを上回る魅力的な使い方を見つけ出すことが求められます。ゲーム分野では、ソニーやコナミなどがNFTへの取り組みを進めています。違うゲーム間でアイテムを共有できるようにするなど、ユーザーにとって魅力的なNFTの活用方法が生まれてくるかもしれません。
スターバックスのオデッセイ終了は残念なニュースですが、NFTの可能性自体は、まだまだ大きいと私は考えています。企業には、ユーザーを惹きつけるようなNFTの活用方法を模索し続けてほしいですね。黎明期だからこそ、失敗を恐れず、新しいチャレンジを続けることが大切なのだと思います。NFTが持つポテンシャルを、もっと多くの人に知ってもらえる日が来ることを期待しています。