QUESTIONより
私はガソリンスタンドの匂いや線香の香りが好きで、周りから変わってると言われます…共感してもらえません💦 彩雨さんは人に共感されないけど、個人的に好きな匂いとかあったりしますか?
線香はわかりますが、ガソリンスタンドの匂いが好きというのは珍しいですね。まぁでも好みは人それぞれですからね。
自分の場合はどうでしょう、ちょっとパッとでてこないです。
匂いフェチ
匂いについて敏感な人、鈍感な人、それぞれいると思います。人というのは、多かれ少なかれ匂いを発しているものであり、さらには整髪料の匂いだったり香水だったりと外因性の匂いもあり、それらが総合的なその人の匂いとなります。
その中でも極端なほど匂いについてこだわりがある…といいますか、むしろフェティシズムとして匂いをとらえている人もいます。匂いフェチというやつです。実は男性よりも女性のほうが多いと言われています。
これはいい匂いだからいい、臭いから悪い、ということではありません。惹かれる匂い、ということです。実はこれは遺伝子レベルでその人を嗅ぎ分けているという話もあります。
ちょっと遺伝子レベルとかファンタジー入っちゃってそうな話ですが、実は自分に近い匂いを嫌い、自分に遠い匂いを好む傾向があるそうです。これはできるだけ遠縁の人と交わるべき、という人間の本能にもよるところがあるのでしょう。
それだけ、その人の匂いというのは大きな意味のあることなのです。
匂いフェチの人は、相手の顔や性格よりも匂いで選ぶ…いや、むしろいい匂いだから付き合う、なんてこともあるみたいです。たとえ香水などでごまかすことはできたとしても、その人自身から発する匂いの本質を変えるのは難しいことです。匂いでフラれたらもうどうしようもないですね。
この匂いフェチというのは、多かれ少なかれみんなそうだと思います。それに気づいているかどうかということなのではないでしょうか。よくわからないけど、なんか好き、なんか嫌いというのは、もしかして匂いも一因だったりして?
臭いと匂い
頭がこんがらがってきますが、日本語で「におい」というのは
臭い
匂い
の二種類があります。
臭い
は
クサイとも読めます。
使い分けとしては、心地いいにおいのときは「匂い」を。悪臭のときは「臭い」を使うのが一般的です。どちらにも当てはめにくいケースの時は、いさぎよくひらがなで「におい」とするのが良いとされています。
しかし、同じ読み、同じ意味でも漢字を使い分けるのだから、それだけ世の中がにおいに敏感ということなのかもしれないですね。