QUESTIONより:いつも待ち合わせに遅刻する人にどうアドバイスは…とても難しい!いや、不可能だ。


QUESTIONより

出勤時間に遅刻したり約束時間にルーズな人がいて困っています。時間の管理が出来ない人にどう注意(アドバイス)したら良いか悩みます。 もし彩雨さんならどう注意しますか?


たしかに時間を守れない人って今も昔もいると思います。

出勤も約束も、飛行機や新幹線までもすべてに等しく間に合わない人もいれば、仕事は絶対大丈夫だけど、プライベートは絶対に送れるとか、いろんなケースがあると思います。

待つのが嫌という深層心理

合理的な考え方を持つ人が増え、この世の中で最も無駄な時間を待つ時間と考える人も多いです。

とにかく待つのが嫌、なので時間に遅れる、ということです。

実はこれは非常に理にかなった考え方ではあります。その結果、誰かを待たせることにはなるのですが、それはまた別の話です。自分にとって合理的かどうか、それがすべてです。

また、時間ピッタリを狙って移動する人も多いと思います。

ネットが登場し、ここ20年くらいは電車の乗り継ぎや徒歩ルートなどを含め、何時に家を出ればそこに何時につくのか、というのをきちんと調べられるようになりました。

いつもちょっと遅れる人というのは、こういうところしっかり調べているがゆえに遅れる場合もあります。初めから数分遅れで着くように向かっているのです。

こういうのきっちり調べる背景にも、待つのが嫌、という深層心理があるからです。

なので、いつも遅れる人に注意するのであれば、待つのが嫌でも待って、というしかありません。

しかしこれは難しいですね。深層心理で嫌なものですから、他人に言われたくらいで変わるものではありません。

待てる男

そういう自分はどうかといいますと、これは誰に聞いてもらっても同じことを言うと思います。自分は、かなり早く目的地へいくタイプの人間です。

場合によっては、1時間、2時間くらい早くついて、どこかで一杯ひっかけていることも。

そういう時間でもブログを書いたりとか、調べ物をしたりとか、ゲームしたり漫画読んだり…まぁやることはたくさんです。

それが無駄な時間かというと、自分の中では待つ時間は無駄とは思っていません。

とはいえ、ここまで待つのが苦ではなくなった理由は確実にスマホのおかげです。スマホが電池切れでしたら、待つのは苦痛ですよ(笑)

まぁそんなこともあって、自分の場合はあまり乗換案内とかでガチガチに調べて行くことはほぼありません。

ただ、誰かと行動するとそういうわけにもいかないですよね。

乗換案内で何分にあれにのるとか、歩きのルートはこれでとか、なんでそんな、たかが移動に完璧に指示通り動かなきゃいけないんだろうと思うことがあります。

そういう人の方が無駄がないという意味では合理的ですが、その結果疲弊するという意味で合理的ではないと思うんですよね。

タブーなこと

もしかしたら、時間がルーズなのを直したい、と思う人もいるかもしれません。

たまにありがちな話ですが、時計の針を5分進めている人いますよね。

あれは、一般的に時間に遅れないようにするためと思われています。

スタジオやライブハウスなど、時間がルーズな利用者が多いのか、針が進んでいることもあります。

そういった公共施設であればそれも有効かもしれません。ですが、自宅や腕時計でしたらそれは確実に無意味です。

なぜなら、自分で針を進めていることを自覚しているからです。

5分進めていれば、「あと5分大丈夫」という認識に変わります。

時間にルーズな人は、そのあとその「5分」が10分、15分と変わります。しかし、時計は見ません。

しかし5分針を進めているという認識から、自分は普段から時間に対して厳しく生きているんだ、的な間違った潜在意識を持ちます。

中には子供のころから、親の教育方針なり家庭方針なりで時計の針を進め育った人もいるかもしれません。

親御さんには申し訳ないですが、それは無意味です。その結果、時間にルーズな子供が登場し、それが次の世代へ。負のスパイラルへ突入するのです。

時間にルーズでいいじゃない

そもそも、時間にルーズでなにが悪いのか、という話からです。

同じ話をちょうど1年前くらいにも書いているのですが、「動きたくなったら動く。腹が減ったら食う。眠くなったら寝る。」という考え方です。

これは一周回って、究極の生命体です。

時間や暦という概念が登場し、人はなにかに縛られながら生きています。

そういった時間や暦は地球の自転や公転から生み出される、いわばこの宇宙に存在する以上、避けては通れない絶対的な呪縛です。

ですが時間の管理ができない彼らは、そんな宇宙の呪縛からも解き放たれた、なにか人間を超越した、新しい概念と精神性を兼ねそろえた超人類なのです。

彼らにとっては、宇宙の呪縛に取りつかれた僕ら旧人類のほうがよほど原始的で、おかしな存在と感じているかもしれません。

その結果誰かを待たせたり、仕事で損失がでたりとかは、また別の問題です。それらはあくまでこの現在社会の中での相対的な問題です。

他人なんか待たせればいいし、仕事で損失がでたなら補えばいい。

彼らにとってはそれらは決して大きな問題ではないのです。

時間の管理ができない人にどう注意するか。

これは非常に難しい問題です。同じ宇宙の法則の中で生きる、宇宙人と会話するより難しいことです。

もしかしたら、たまには質問者さんも宇宙の呪縛から解き放たれ、そんな彼らを1時間くらい待たせてみるのもいいかもしれません。