Twitterの有料化とインプレッションゾンビ問題


これはXスペースの文字起こしをブログ化したものです。

AYAME on Twitter: “今日もありがとうございました!以下、スペースのAIまとめです。この音声配信では、主に以下の3つのトピックについて話されています。1. チェチェン共和国による音楽規制について- チェチェン共和国が、音楽のテンポを1分あたり80拍から116拍に制限する規制を発表したことを紹介しています。-… https://t.co/cstiSHQ1DR / Twitter”

今日もありがとうございました!以下、スペースのAIまとめです。この音声配信では、主に以下の3つのトピックについて話されています。1. チェチェン共和国による音楽規制について- チェチェン共和国が、音楽のテンポを1分あたり80拍から116拍に制限する規制を発表したことを紹介しています。-… https://t.co/cstiSHQ1DR

今日は、Twitterの有料化と、それに関連するインプレッションゾンビ問題について考えてみたいと思います。

Twitterのボット問題とインプレッションゾンビ

Twitterには長年、ボット問題がありました。最近では、バズったツイートに大量の「インプレッションゾンビ」と呼ばれるボットがぶら下がり、正しい情報が埋もれてしまうという問題も起きています。Twitterの運営者であるイーロン・マスク氏は、かねてよりボットをなくしたいと考えていましたが、インプレッションゾンビの増加を見ると、うまくいっているとは言えないでしょう。

Twitterの有料化とその効果

そこで、マスク氏が打ち出したのがTwitterの有料化です。新規アカウントの取得に料金を課したり、いいねやリツイートにも料金を求めることを検討しているようです。これによって、ボットを減らせるのでしょうか。私は、新規のボットは減るかもしれませんが、既存のインプレッションゾンビには効果が薄いのではないかと考えています。

インプレッション報酬モデルの問題点

根本的な問題は、Twitterのインプレッション報酬モデルにあると思います。YouTubeのように、良いコンテンツを作った人に報酬を与えるシステムは健全ですが、Twitterの場合、文字だけなので簡単にアルゴリズムハックができてしまいます。発展途上国の人たちにとって、インプレッションゾンビは魅力的な収入源になっているのです。Twitterが健全化するためには、このインプレッション報酬モデルを見直すべきでしょう。そうでなければ、広告主からの信頼も失いかねません。

Twitterの有料化は、ボット問題への一つの解決策かもしれません。しかし、根本的な問題であるインプレッション報酬モデルを見直さない限り、抜本的な解決にはならないでしょう。インプレッションゾンビは倫理的にグレーゾーンかもしれませんが、Twitterがそれを助長している面があるのは確かです。イーロン・マスク氏には、有料化だけでなく、報酬モデルの見直しも含めた、総合的な対策を期待したいですね。