出会いも多様化へ、「オンラインお見合い」が盛況


コロナによって生活スタイルが変化する中、人と人との出会いについても変化があります。

なかなか多くの人が集まることができない昨今、オンラインでの交流も盛んです。

ZOOM飲みは減ったけども

昨年春は、オンライン飲み、ZOOM飲みというフレーズも生まれました。

自分自身も何回かオンライン飲みをやっています。これはこれで楽しい、という印象もありますし、やっぱりリアルがいいよね、という印象もあります。

遠方の人とも飲めるというメリットや、安上がりというメリットは悪くないですけども。

こういったオンラインの交流が増えていく中、もう一つ変化があるのは、婚活ビジネスです。

やはりこれまで通りの大規模な婚活パーティーは、通常通りの開催は難しくなっています。その中で、オンライン化を多くの事業者が取り入れています。

オンライン婚活の変化

これまでの婚活はというと、自分自身がいわゆる”オタク”であることを伏せる傾向がありました。

しかし、こういったオンラインを活用した出会いの場合、逆に特定の趣味趣向を持つオタクとの相性がとてもいいという傾向があるようです。

オタクと好相性の「オンライン婚活」最短2カ月で成婚退会の人も – ライブドアニュース

この背景には、オンラインだからこそより細分化される出会いを提供しやすくなっているという面。そして男女問わず、いわゆる”オタク”への抵抗感がなくなってきているという面の二つが考えられます。

よくいえば、多様化です。

また、自分の時間を重視するという個を重要視した考え方が定着しているのも理由かもしれません。

ちゃんとした統計がないのでわかりませんが、おそらく昭和、平成、令和での新婚でアンケートを取ったとき、「共通の趣味」というキーワードは昔より今の方が重視されるのではないかなと思います。

それぞれが個を重要視するからこそ、カップルという個も逆に重要視されるのかなと。

出会いビジネスはコロナでも強い

こういった出会い関連のサービスは、コロナということでダメージを受けることも予想していました。

しかし男女が出合いたいという欲求は、いついかなるときもなくなることはありません。潜在的な需要があるということで、うまくオンライン化に舵を取りやっているところはいい感じに好調と聞きます。

以前はネットで出会って結婚するなどタブー、ネットで知り合ったことはうまく隠すなんて風潮もありましたが、もうそういう時代も終わりつつあります。

ネットベースになるということは、人がデータベース化されるようなものです。世の中には趣味はたくさんありますが、逆に今は無趣味な人の方が出合いにくくなっているのかもしれませんね。