この20年間の意味は大きい


普段そこまで意識をしているわけじゃないでしょうが、ここまでスマホが普及するとどこか気にするのがやはりWiFiの存在です。

自宅や職場はWiFiがあるのは当たり前、という時代になりました。

音楽の世界は毎回訪れる場所が違う仕事なので、特にレコーディングスタジオやライブハウスは電波が遮断されるような分厚い壁の建物であることもあり、WiFiは必須アイテムの一つです。楽屋に到着し、まずWiFiの設定をするバンドマンも多いことでしょう。仕事柄データのやり取りも多く、WiFi完備の環境はとても大事なことです。

GoogleのWiFiがはじまる

2年も前にブログで書いたことなのですが、GoogleがWiFiルータを発表しました。それがようやく日本でも26日に発売されることになりました。

インターネットの次のステップとは?Google新商品から考える。

GoogleブランドのWi-Fiルーター「Google Wifi」26日発売 自宅でメッシュネットワークを構築できる

セールスポイントの一つはメッシュネットワークを構築できるということです。Google WiFiは複数台をセットで使うことが念頭に置かれています。例えば1階と3階に配置し、同じWiFiですが電波のいいほうを拾えるような仕組みになる、という感じです。

いつもいくレコーディングスタジオはこういうメッシュネットワークになっていて、どこの部屋に行っても同じようにWiFiを使うことができるようになっています。

ただ自宅でとなると、そこまで家も大きくないし必要がないかもしれませんが、このあたりは家の大きいアメリカ仕様なのでしょうか。

APPLEのWiFiが終わる

ほぼ同時のタイミングで報道がでたのですが、APPLEが長く販売しているWiFiルーター、AirMacが終了するとのことです。

Apple、Wi-FiルーターのAirMacを終了

これもまた興味深いニュースです。WiFiが世の中にあふれ、一つの役目が終わったということなのかもしれません。1999年という、まさにWiFi黎明期から販売されたAirMacは初代MacBookと同時に世の中に登場しました。WiFi、そしてノートパソコンという今では当たり前のスタイルを築きました。

新しい技術は次々と登場し、時代はどんどん進んでいきます。WiFiが世の中に登場して20年、暮らしは大きく変わりました。非常に意味のある20年だったと思います。これからどんな未来が待っているのか楽しみです。