まぁこれはiPhoneに限らずスマホがってことなんですが…
iPhoneが地球環境を救った?という記事がありました。
iPhoneが地球環境を救った? 複数の機能集約で資源の消費量が減 – ライブドアニュース
これはいったいどういうことでしょうか?
身の回りのガジェットが減っている
年々新しいガジェットが登場しますし、生きてきてずっとガジェットが増えているような気がしていました。
しかし、よくよく考えるとそうはいえないかもしれません。
携帯電話、スマホの普及で家から電話機がなくなりました。
外に行くとき、カメラを持ち歩かなくなりました。
同じく外に行くとき、ポータブル音楽プレーヤーも持ち歩きません。ゲーム機もいつのころからか持たなくなりました。
電子辞書や電卓なんかもそうですね。手帳も持ち歩かなくなりました。
メールチェックやWEBブラウザもスマホでできますし、パソコンがない家庭も増えています。
そのうちテレビなんかも…いや、でも物理的な画面サイズの問題もありますから、テレビは混ぜられないでしょうけどね。
こちらの記事にはこうあります。
ある統計によれば、グレート・リセッション(アメリカでは2007年12月から2009年6月まで続いた)の前は、米国内のプラスチック消費量は経済成長よりも50%速く伸びていましたが、2009年以降のプラスチック消費量の伸びは、経済全体の成長よりも15%遅くなっていることがわかっています。
なるほど、これは面白い統計ですね。ちょうどスマホが普及したころからですからね。
脱物質化社会
産業革命以降、大量生産大量消費でこの社会は発展していきました。
実はその流れが、いよいよ変わろうとする兆しがあるのかもしれません。
それが脱物質化社会です。
モノを売るのではなく、情報を売る、というようなのもそれに含まれます。
また、モノの電子化を指すケースもあります。
昔だったら写真は現像して保管しましたが、今では電子データで保管しますよね。それもある意味脱物質化です。
車を所有するのではなくカーシェアを、とか、そういうリースサービスを充実させるのも脱物質化という考え方もあります。
その一方で、もっと精神的な部分での、スピリチュアル的な概念としても登場することもあります。
このようにひとことで言い表せない微妙なニュアンスが含まれている脱物質化ですが、この10年間、そしてこれからの10年間においても重要なキーワードになりそうですね。