これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
話題のラインアイコン変更
コミュニケーションアプリ「LINE」のアイコンに桜の花びらが表示され、Xでトレンド入りしています。通常は緑色の背景に白いふきだしの中に緑色の文字が入っているデザインですが、今回は季節に合わせて桜のデザインが追加されました。このアイコン変更について、「桜に合って可愛い」「いいね」という好意的な意見がある一方で、「イベントごとにアイコンのデザインを変えないでほしい」「ラインのアイコンを桜にするのはやめてほしい」といった否定的な声も上がっています。特にiPhoneの色合い調整機能を使っている場合、桜の花びらが判別しづらくなるという指摘もあります。
寛容さの範囲と心の余裕
このニュースを見て、私は「これもダメなんだ」と思い、少し厳しい反応だと感じました。アイコンを見れば明らかにLINEだとわかりますし、文字が消えてしまったわけでもありません。このような小さな変化に対してまで不満の声が上がることに、社会の共有できる許容範囲が狭くなってきているのではと感じます。一つ一つのことに対して厳格に線引きをする傾向が強まっているように思えます。
心に余裕がある人は「桜の季節だし、アイコンが桜になっていいね」と受け止められますが、余裕のない人は「勝手に自分のスマホをいじらないでほしい」と感じるのかもしれません。これは今の日本人の余裕のなさの現れかもしれないと思いました。お金的、時間的、精神的など様々な面での余裕が減少し、イライラしている状態なのではないでしょうか。
寛容性を広げることの大切さ
もちろん、許容できない範囲はあります。例えば食品に異物が混入しているような場合は明らかな問題です。しかし、季節に合わせたアイコンのデザイン変更くらいは許容範囲ではないかと思います。実際、LINEはハロウィンの時にもアイコンを変更するなど、季節のイベントに合わせた演出を行っています。
こうした小さな変化に対しても寛容になれない社会は残念です。許容できる範囲を広げていくことで、人生の幸せや楽しみも広がっていくと思います。ストライクゾーンを広げた方が人生は楽しくなります。アイコンの変化に抵抗を感じる気持ちも理解できますが、永遠に変わるわけではありませんし、設定で元に戻すこともできるようです。
桜の季節だし、こういった小さな変化は受け入れる余裕を持ちたいものです。そうした寛容さを持つことで、心の余裕も広がっていくのではないでしょうか。広い心で生きていきましょう。