トランプ大統領が予告通り世界中の国に関税をかけ始めました。
それに対して一部の国は報復措置をするなど、世界経済が混乱しています。
週明けも大変なことになりそう。
今回は手書きブログです。
なぜ関税をかけるのか
トランプ大統領は以前より一貫した主張があり、貿易によりアメリカが損をしているという考え方をもています。
日米でも貿易摩擦の問題はそれこそ50年近く前から存在しています。
昔は割安で品質がいい日本製の製品が世界中で受け入れられ、当時の円安もあって日本は貿易黒字となっていました。
あれから随分時間が経っているものの、トランプ大統領の認識は1970年代からアップデートされてないとも言われてますし、日本がボロ儲けしている、ずるい!みたいなところがあるようです。
これは日本だけではなく他の国に対しても同じで、中国などにも高い関税がかけられることになりました。
狙いはどこにあるのか
多くの人はトランプが狂っている!という認識をしています。
実際に短期間でここまで経済不安を呼び起こすことをするとは、普通の感覚ではできませんね。
実は自分はこの狙いはディールの材料にあるとみています。
トランプ大統領はディール、つまり取引をするのが大好きなのです。
今回の関税のことで、早速日本からもアメリカへのコンタクトがあるわけですが、そこでどんな取り引き材料を持ってくるのか、これに期待しているということです。
日本の駆け引き次第では、もしかしたら対日の関税は下がるかもしれません。
ある種、アメリカへの貢物は何かということです。
もちろん貿易赤字の解消とか税収アップとか、国内産業を守るとか、そういうのも理由だとは思います。
ただ今回のことはアメリカ一強の社会に、どの国が従い、どの国が反抗するのかをチェックする思惑があるのかなぁ、と感じています。
日本は試されてますね。どんなディールができるのでしょうか。