スマホ禁止はまだ序の口?いろいろある不思議な条例を紹介


先日、香川県が制定を目指している「ネット・ゲーム依存症対策条例」が話題になっていましたね。

たしかに今、スマホ依存の人が増えています。その対策として、強制的にスマホから遠ざけるというのも、まぁ発想としてはあり得る話です。

スマホ禁止条例は可能か

こちらの条例案は、18歳未満はスマホの利用を1日1時間にする、何時以降はゲームは駄目、といった家庭内ルールのような条例内容です。

一体どれくらい守られるのか、という意味で実効性に疑問があります。こういった指摘は内外からあるようで、おそらく見直しになるのではないかと思われます。

子供が夜中までゲームをやるのはたしかに問題かもしれませんが、ゲームをやればみんなが健康的になり勉強に勤しむのかというとそうではないことがゲームができる前の時代を見てもらえれば明らかでして、なにかを制限する方向で議論をすすめるのではなく、共存する形で進めていってほしいものです。

日本にはいろいろある、不思議で面白い条例

条例は、その地域で有効になるルールのことです。地域ごとに決めることができます。

その中でも、ちょっと風変わりな面白い条例がいくつかありますので、紹介したいと思います。

まずは京都での、日本酒で乾杯する条例です。これは京都で仕事をするようになり、先生方と食事したときに教えていただきました。最初のはとりあえずビール、というのは京都では条例違反になります。他にも乾杯条例はいくつかあって、北海道には牛乳で、愛知県にはトマトジュースで乾杯する条例を制定している市町村もあります。

それと、青森のりんごまるかじり条例。そのまま、りんごの丸かじりを推奨するものですが、これはリンゴ農家が発がん性物質を含む農薬を使ってしまったことから、その反省を促し安心してまるかじりできるりんごを作ろう、という思いもあるそうです。

豪邸条例といって、兵庫県の芦屋の高級住宅街では、高級な一戸建てしか立ててはいけないという条例もあります。具体的な大きさまで指定してあります。こういった建築関係の条例は多く、東京にもしゃれた町並みを作る条例、みたいなのが存在します。

色々調べるとたくさんでてくるので、面白いですね。