これは期待!Androidにもデスクトップモードが搭載されるかもしれない


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです

スマホがPCに変身!? Googleが開発中のデスクトップモード最新情報

皆さんは「デスクトップモード」って聞いたことありますか?Googleがスマートフォン向けに開発中の新機能として話題になっています。これが実現すると、私たちのデジタルライフがもっと便利になるかもしれません!今回はこの新技術と、すでに先行しているサムスンの「DeX」機能について解説します。

サムスンDeXって何?

まず知っておきたいのが、サムスンがすでに提供している「DeX」(デックス)という機能です。これ、実はすごいんです!

サムスンのスマートフォンをUSBケーブルでディスプレイにつなぐと、なんとパソコンのような操作感でスマホを使えるようになります。単に画面を大きく映し出すだけではなく、インターフェースがデスクトップPC風に変化するんです。マウスとキーボードをBluetoothで接続すれば、まるでパソコンのように使えます。

Googleも参入!Android搭載スマホでデスクトップ体験

そんなDeX機能に対抗して、Googleも「ネイティブデスクトップモード」の開発を進めているようです。これはPixelなどのAndroid搭載スマートフォンを外部ディスプレイに接続すると、PCライクな環境で操作できるようにする機能です。

残念ながら、今年後半に予定されているAndroid 16の一般公開には間に合わない可能性が高く、2026年のAndroid 17まで持ち越されそうです。でも、これが実現すれば、多くのAndroidユーザーがパソコンのような使い方をスマホでできるようになりますね!

こんな使い方ができる!

この機能があれば、例えば次のような使い方が可能になります:

  • 外出先で小型のディスプレイ、マウス、キーボードだけを持ち歩いて、スマホをつなげばPC環境で作業できる
  • 将来的には「中身のない」ノートパソコン型のアクセサリー(ディスプレイ、キーボード、トラックパッド付き)にスマホを接続するだけでノートPCのように使える
  • データはすべてスマホに保存されるので、デバイス間の同期の手間がない

特に「中身がすっからかん」のノートパソコン型アクセサリーがあれば、おそらく通常のノートPCよりかなり安価(5万円程度?)で提供できるかもしれません。スマホさえあれば、外出先でもPC作業がストレスなくできる時代が来るかも!

Appleも似た技術を検討中?

実はAppleも似たような技術の特許を持っているそうです。MacBook風のデバイスのキーボードの下のトラックパッド部分にiPhoneを埋め込む方式の特許があるんです。つまり、手持ちのiPhoneをそのアクセサリーに入れることで、MacBookのようにiPhoneを使えるようになるというコンセプトです。

特許を持っているからといって必ず商品化されるわけではありませんが、もしかしたらAppleも似たような機能の開発を検討していた時期があったのかもしれません。

今後の展望は?

興味深いことに、サムスンは最近このDeX機能にあまり力を入れなくなってきているようです。しかし、GoogleとAppleがこの分野に参入し始めたら、状況は一変するかもしれません。

特にAppleが噂されている「廉価版MacBook」として、iPhoneと連携するデスクトップモードを搭載した製品を出す可能性も考えられます。iPhoneをつなげてMacBookのように使えるけれど、データは全部iPhoneの中に入っているという製品があれば、iPadでもなくノートPCでもない「第3のモバイル端末」として注目を集めるでしょう。

スマホとPCの境界線がどんどん曖昧になっていく今後のテクノロジーの動きに、ぜひ注目していきたいですね!