ビットコイン、ついにAmazon超え──資産時価総額第5位の意味


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです。

第1章:過去最高値更新なのに話題にならない不思議

ビットコインが時価総額313兆円でAmazonを抜いて世界第5位の資産になりました。昨日過去最高値を更新したんですが、意外にも大きな話題になっていないんですよね。

これって面白い現象で、暗号資産って下がった時の方がテレビでセンセーショナルに報道されがちなんです。でも上がった時はあんまり騒がれない。

今回あまり話題になってないのは、もう「ビットコインが上がるのは当たり前」っていう認識が浸透してきてるからかもしれません。これって前向きに捉えていい変化だと思うんです。暗号資産がもう特別なものじゃなくて、普通の投資対象として認識され始めてるってことですからね。

もちろん今後また下がることもあるでしょうし、順風満帆にはいかないと思います。でも長い時間をかけて、少しずつこういうテクノロジーが社会に受け入れられていく過程を見てるんだなって感じがします。

第2章:時価総額ランキングで見るビットコインの立ち位置

時価総額ランキングには会社だけじゃなくて金やプラチナなんかの貴金属も含まれてるんです。その中でビットコインがどんどん順位を上げてきてるわけですね。

現在のトップ5は:1位が金で22.3兆ドル(圧倒的!)、2位Microsoft(3兆ドル)、3位NVIDIA、4位Apple、そして5位にビットコインです。

金の時価総額が他と比べて圧倒的に大きいことに注目です。2位のMicrosoftと比べても7-8倍の差があります。これを見ると、ビットコインがまだまだ成長の余地があるってことが分かりますよね。

以前はFacebookを抜いた時に「ついにGAFAを超えた!」って大きなニュースになりました。今回はAmazonを抜いたので、GAFA のうち2つをもう抜いちゃったことになります。これってすごいことですよね。

第3章:普通の投資家にとってのビットコインの未来

多くの日本人が積立NISAでS&P500のインデックス投資をしてると思うんですが、そういう人たちは間接的にこれらの企業に投資してるわけです。

今後ビットコインETFが日本でも承認されれば(アメリカではもう承認済み)、普通にインデックス投資をするノリでビットコインも知らず知らずのうちにポートフォリオに入ってくる可能性が十分あります。

5位の資産を「怪しい」って言うのって、逆に難しくないですか?もうここまで来ると立派な投資対象として認めざるを得ないでしょう。

個人的な予想としては、最終的にビットコインの時価総額は金のちょっと下ぐらいまで行くんじゃないかなと思ってます。その時になったら金みたいにあまり値段が上下しない安定した資産になってるかもしれませんね。

重要なのは金額の上下じゃなくて、ブロックチェーン技術が少しずつ社会に受け入れられていくプロセスです。国レベルでも企業レベルでも、みんなが同じ方向を向いて進んでいる今、この技術がどう社会に組み込まれていくかをリアルタイムで見守っていきたいと思います。