タピオカが日本を救う?彩雨さんの考える意外なタピオカブームの背景


先日、スタジオ帰りに響くん、燿さんを乗せ車で移動しているときにタピオカ屋さんの話になって、タピオカはヘルシーだと勘違いしている人が多い、という話になりました。

たしかに見た目はなんかヘルシーっぽく感じるので、そう勘違いしている人も多いのかもしれませんね。

タピオカはカロリー高

タピオカは芋のでんぷん質でできています。

これはすなわち炭水化物です。

タピオカは100グラムあたり、だいたい350キロカロリーになります。

ご飯は同じく100グラムあたり170キロカロリーほどですので、比べると倍近く差があることがわかります。

お店によってタピオカの量は異なるでしょうが、入っているタピオカの重さの倍の白米を食べているというイメージです。カロリー的にはね。

タピオカは現代日本の救世主?

こういう言い方をするとタピオカが悪い飲み物のような印象になりがちですが、そうではありません。

現代日本の食生活には大きな問題があります。

街にはたくさんのタピオカ屋さんやラーメン屋さんに溢れ、あたかも現代日本は高カロリーなようなイメージもあるかもしれませんが、実はカロリー摂取量は年々落ちています。

供給されるカロリーと実際に摂取するカロリーの差がどんどん増えています。

現在の平均カロリー摂取量は、なんと終戦後の日本と同じ水準まで下がっています。

こんなにも飽食の時代なのに、いや飽食の時代だからなのでしょうか。

もっとも、人間が生きていくために必要なカロリー量は、人によっても年齢によっても、その日の生活スタイルによっても変わります。

一概に比べるわけにもいかないですが、この健康志向や若い子の中でのダイエットブームの中、タピオカブームがやってきたというわけです。

タピオカブームの背景には、どこか人間がカロリーを欲する潜在的な欲求から生まれているのかもしれませんね。