個人情報が何万件も流失し謝罪、なんてニュースはよく聞きますね。これだけ世界中で流失しているわけですから、その中に自分のものやみなさんのものがあっても不思議ではありません。
個人情報のあり方
では個人情報が漏れたらどうなるのでしょうか。みなさんの住所氏名が漏れたとき、じゃあそこに変な郵送物が届いたり、不審者が訪れることはあるのでしょうか。その可能性は、正直なところ低いと思います。
個人情報については何度かこのブログでも取り上げています。
こういった情報化社会の中で、個人情報のあり方というのはもう一度考えなくてはならない問題でもあります。
データ収集も様々
ZOZOTOWNがZOZOスーツなるものを無料で配布する、というニュースがありましたよね。
ZOZOTOWNはこのスーツを配布することにより、顧客の詳細な体のデータを収集することができます。この情報により、顧客一人一人にぴったりの服を提供することができるのです。ユーザーは体のデータという個人情報をZOZOTOWNに送ることになります。個人情報というと聞こえが悪いですけど。こういったデータ収集は、今の時代だからこそです。Googleもユーザーがどのような検索をするかによって相手の興味を割り出し、それに合わせて広告を提供するという形で大きくなっていきました。
最近だと、加熱式たばこiQOSに喫煙データを収集する機能がついているというニュースがありました。iQOSって使ってないんだけど、こんなのついてるの?
これまで喫煙と病気のデータ収集もアンケート調査がメインでしたが、このように喫煙データを随時収集しデータベース化することで、もっと細かいデータ収集が可能になります。
そのうち、タバコを吸っても、車に乗っても、すべてがデータ化される時代になるかもしれません。こういうのってある意味監視社会ではあるんですけど、考え方次第ですよね。もうスマホを使う、都市で生活するということ自体がそうなってるくるのかなと思います。
精神的に嫌!っていう人もいるかもしれないですけどね。こういうのも含めて個人情報のあり方と情報化社会についてはまだまだ考えていくところも多いのかなと思います。