これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
現代に蘇る錬金術!?鉛から金を作る技術の可能性
以前にも少し触れたことがあるんですが、ある企業が**「金の錬金術に成功した」**と発表したというニュースがありました。本当に!?と思いますよね(笑)。でも、実は科学的に見ると、理論上は可能なんです。鉛の原子から特定の中性子を抜き取ると、金になる、という基礎的な化学の知識があるからです。
ただ、問題はその実用性です。これを実現するには、途方もないエネルギーと莫大なコストがかかるため、現実的な金採掘の手段としては難しいと言われています。さらに、ある有識者によると、仮にその瞬間金になったとしても、すぐに崩壊してしまう可能性も指摘されています。やはり、そんなうまい話はない、ということでしょうか。
錬金術の歴史は無駄ではなかった!そして金とビットコインの共通点
かつて、多くの学者が「金を作れるはずだ」と信じて錬金術に挑みましたが、結局は成功しませんでした。しかし、その過程で様々な試行錯誤が繰り返され、それが現代の科学発展に大きく貢献している、という側面もあるんです。だから、錬金術の歴史は決して無駄ではなかった、と僕は考えています。
そんな背景を考えると、昔の人々ができなかった「金の錬成」が、現代の技術で「できちゃったかもしれない」というのは、非常に面白い話ですよね。
もちろん、このニュースがあったからといって、金の価格が暴落したわけではありません。先ほども言ったように、実用化のハードルが非常に高いからです。ただ、もし将来的に技術の進化によって、こうした人工的な金が大量に作れるようになったとしたら、金の価格にも大きな影響が出るかもしれません。
金は、地球上の埋蔵量が限られているからこそ、その価値が維持されています。「数が少ないことが分かっているからこそ価値がある」という点は、ビットコインの希少性にも通じるところがありますよね。もしどこか宇宙の星から、とんでもない量の金が発見され、それを地球に持ってこられるようになったら…なんてSFのような話ですが、そうなれば金の価値も大きく変わるかもしれません。
人工ダイヤモンドが本物のダイヤモンドの代替品にはなっていないように、人工的に作られた金が「本物の金」と同じ価値を持つのかどうかは、非常に興味深い点です。今の段階で、人工的な金が大量に生産される未来を語るのは時期尚早かもしれませんが、今日のニュースとして非常に面白いなと感じました。