そんな馬鹿な、というのに引っかかってしまうのが詐欺です。
文面だけだと引っかかるのがおかしいと思いがちですが、そこをそう思わせないのが詐欺師なんでしょう。
宇宙にいて酸素が足りない
ロマンス詐欺にもいろんな設定がありますが、これはなかなかです。
宇宙飛行士を名乗る人で、実はロマンス詐欺では宇宙飛行士は珍しいことではないようです。
ロマンス詐欺は会いたいけど会えないというところが重要なので、海外にいるとかもよくありますが、もう少しぶっ飛んで宇宙というのもあり得る話です。
しかし宇宙で攻撃を受けていて、酸素が足りないから金を送ってくれ、というのはなかなかです。
この詐欺に引っかかるまでに、どのようなやり取りがあったのかとても気になりますね。
詐欺もAIで自動化されたりして
こういうのは相手に寄り添ったやり取りが必要なわけですが、そのうちこういった設定やメッセージのやり取りもAIを通じてできてしまうかもしれません。
なんならその人が宇宙にいる様子すらも画像生成で作ることができます。
今回の被害者は80代とのことですが、高齢者であればあるほど気づきにくくなりそうですからね。
すでにChatGPTにのめり込む人が多い現代、こういった技術が悪用されないことを祈るばかりです。