異常気象が世界で続いているといわれていますが、スマホの普及でそういった様子を自由に撮影しSNSに投稿するということが簡単にできるようになり、世界の異常気象も以前よりも今のほうが簡単に把握できるようになっているのかもしれません。
イギリスで珍しい雷樹が発生
イギリスでは26日から27日にかけて雷を伴った激しい嵐となりました。そちらの様子がネットで話題になっています。
鳥@FGO on Twitter
土曜の夜、イギリスの南部で4時間のうちに約15000回の落雷が記録されるという壮大な雷雨が発生 多くの人たちがその様子を撮影し話題に (https://t.co/bLQMMK2MdG) 動画はその中でも特に話題になっている 雷が地面から雲に昇る”雷樹”と呼ばれるものが撮影されたもの (https://t.co/slYjfVweVh) https://t.co/O8LVlyjyMZ
こんな映像は初めて見ましたが、まさに雷が下から上へ昇っているようです。不思議な光景ですね。
なんかFFやドラクエで出てきそうな魔法みたいです。
こういった気象現象を”雷樹”といいます。珍しい現象ですが、異常気象というわけではないです。条件がそろえば日本でも見ることができるそうです。
ロンドン郊外ではこの嵐で6万4000回も雷が落ちたという報道もあります。停電などもあり、住民の方はさぞかし不安だったことでしょう。音だけでも怖そうです。
雷が落ちたらどうするべきか
雷がもし自分に落ちてきたらどうするべきなのでしょうか。
雷は一瞬です。つまり落ちてしまったらどうすることもできないものです。雷はすさまじい電気エネルギーです。ですが、状況によっては確実に死ぬわけではなく、電気がするりと地面を通して抜けていってしまうこともあります。人間もまた電線のようなものだからです。
落雷から身を守るための方法はいくつかあります。こちらに丁寧に解説してある記事があります。
知らないと危険すぎる!落雷からの避難方法と必要な雷対策 | ケメ子のウェブログ
こちらにも紹介されていますが、雷しゃがみというのがあります。つま先立ちしながら足のかかとをくっつけるしゃがみかたです。雷は上から落ちてくるイメージですが、下から地面を通して電気がくることもあるようです。このしゃがみ方をすると、下から電気がやってきてもかかとをとおして上半身に電気がいかない、ということで、周りに何もない平地では有効なしゃがみ方のようです。
アメリカでは学校でも教えるみたいですけど、日本ではあまり聞かないですよね。平地が少ないからかな?
雷のシーズンは7月ごろからとも言われています。日本でも落雷で亡くなる方もいますよね。なかなか防ぐのは難しい落雷ですが、少しでも安全に過ごしたいものです。