進化するインフルエンザを撲滅できる日はくるのか


インフルエンザが大流行していますが、みなさんは大丈夫ですか?

自分の周りでもちょこちょこインフルエンザになった人もいるので、本当に気をつけなければなりません。恐ろしいことです。

また、老人ホームなどでは集団感染で、命にかかわる可能性も十分ありえます。

進化するインフルエンザ

昨年から登場した新薬ゾフルーザ、もう試した方も多いかもしれません。一回飲めば治ってしまうという夢のような薬です。

インフルエンザの薬といえばタミフルが有名ですが、数日飲み続けなければなりません。タミフルよりも殺菌能力が圧倒的に強いというのが特徴です。

そんな強力なゾフルーザですが、もうすでに耐性をもったインフルエンザウイルスが見つかっているようです。

これは恐ろしい話ですが、インフルエンザウイルスも次々と進化するのです。

インフルエンザは日々マイナーチェンジを繰り返しながら進化していますが、たまに完全に大幅アップデートをすることがあります。

そのときが、インフルエンザが世界的に大流行するタイミングでもあります。100年に三回くらいこういうときがあります。記憶にも新しい、新型インフルエンザなんてまさにそれです。

鳥インフルエンザ、豚インフルエンザなんて言葉もありますが、他の動物から人間に感染するような進化をすると、さらに致死率の高い未知のインフルエンザへと進化する可能性が高くなります。人間に伝染らなくても殺傷処分としなければならないのは、このためです。

インフルエンザは撲滅できるのか?

これまで人間は長い歴史の中で多くの病気と戦ってきました。

これまでもペストなど多くの病気がありましたが、かなり隅に追いやることはできましたし、天然痘に関しては撲滅に成功しました。

これだけ科学技術が発達した時代ですが、将来的にインフルエンザを撲滅することはできるのでしょうか?

これは先述の通りインフルエンザは進化するスピードが早いという理由から、完全な撲滅は難しいと言われています。おそろしい致死性の高い病気へと進化しないことを祈るばかりです。

うがい手洗いを徹底しましょう!