日本でもいよいよ!App Store以外でアプリ配信ができるようになる話


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです。

ついに、この時が来ました。Appleが、iOS 26.2のベータ版において、日本でもサードパーティ製のアプリストアを解禁する、というニュースが飛び込んできました。

これは、iPhoneユーザーにとっても、そして僕のようなクリエイターにとっても、非常に大きな変化を意味します。

なぜ今、アプリストアが解放されるのか?

これまで、私たちがiPhoneアプリをダウンロードする方法は、Appleが運営する公式の「App Store」しかありませんでした。

しかし、このAppleによる「独占」が、ヨーロッパの独占禁止法に抵触する、と指摘されたのです。その結果、ヨーロッパではすでにサードパーティ製のアプリストアが認められていました。

そして、その流れはついに日本にも。日本政府も同様の法律(スマホソフトウェア競争促進法)の整備を進めており、Appleがそれに合わせて対応した、というのが今回の背景です。

セキュリティのリスクと、表現の自由

この変化には、メリットとデメリットの両方があります。

最大のデメリットは、セキュリティリスクの増大です。

Appleの厳格な審査を経て公開されるApp Storeとは異なり、サードパーティのストアでは、ウイルスや個人情報を抜き取るような、悪質なアプリが出回る可能性が高まります。

しかし、僕がそれ以上に大きなメリットを感じるのは、クリエイターにとっての「表現の自由」が、大きく広がることです。

僕が「アプリ開発」に再挑戦する理由

実は僕も以前、自身の作品『レガーレ』の世界観を表現するために、アプリ開発に挑戦しようとしたことがあります。しかし、App Storeでアプリを公開するには、複雑な手続きと少なくない費用が必要で、個人でやるにはハードルが高すぎると感じ、断念した経緯がありました。

しかし、サードパーティのストアが解禁されれば、個人クリエイターでも、もっと気軽に、そして自由に、自作のアプリを配信できるようになるはずです。

例えば、僕の音楽プロジェクト「ネオン」専用の音楽プレイヤーアプリ。あるいは、「ブラックキャットハロウィン」の世界観をもっと深く楽しめる体験型アプリ。これまでWeb上でしか表現できなかったものが、アプリという形になることで、その可能性は無限に広がります。

このニュースを聞いて、僕は「アプリ開発」に再挑戦しようと、心に決めました。来年の目標の一つに、「オリジナルアプリの制作・公開」を掲げたいと思います。

まだ始まったばかりのこの動きが、今後どう発展していくのか。日本でも、独自のサードパーティアプリストアが登場するかもしれません。

この新しい時代の波に乗り遅れないよう、僕も情報を集め、準備を進めていきたい。そんな、未来への期待に胸を膨らませています。