名前を書くだけで投票完了? マイナンバーカードを使わない選挙制度の謎


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです

先日、衆院選の期日前投票で二重投票をしたとして、逮捕者が出たというニュースがありました。
SNSで「なりすましが簡単」などと投稿していたらしく、ある種の見せしめ的な逮捕だったのかもしれません。

でも、僕はこのニュースを聞いて、正直「そりゃ、そうなるよな」としか思えませんでした。
なぜなら、僕自身も先日、期日前投票に行ったんですが、その時の本人確認の杜撰さに、本当に衝撃を受けたからです。

投票券すらいらない?僕が体験した、あまりにもザルな選挙制度

僕が期日前投票に行った時、こう呼びかけられていました。
「投票券がなくても、手ぶらでも投票できますよ」と。

「え、マジで?」
そう思いながら受付に行くと、本当に、身分証の提示すら求められませんでした。
やったことと言えば、自分の名前と住所を、口頭で伝えただけ

これ、どういうことか分かりますか?
何の確認もされないんです。「本当にその住所に住んでいる、その名前の本人なんですか?」という、最低限のチェックすらない。

これ、悪意を持って、違う投票所に行って、違う名前と住所を言ったら、どうなるんでしょうか?
今回の逮捕者が出てしまったのも、当然です。この人も悪いけど、それ以上に、この制度が悪すぎる。性善説に頼りすぎている、というか、もはやザルを通り越して、狂ってるとさえ思います。

民主主義の根幹であるべき選挙が、こんなにも簡単に不正ができてしまう状態で、本当にいいんでしょうか。

なぜ使わない?「なんのためのマイナンバーカードなんだ」

この問題を解決する方法なんて、とっくに僕らの手元にあるはずなんです。
そう、マイナンバーカードです。

なぜ、選挙でマイナンバーカードを活用しないのか。僕には、それが不思議でなりません。
システムを組むなんて、それこそ1時間もあればできるはずです。

  1. 投票所で、マイナンバーカードをピッとかざす。
  2. システムが本人確認と、投票履歴を瞬時にチェック。
  3. まだ投票していなければ、投票できる。すでに投票済みなら、「この方は投票済みです」と表示される。

たったこれだけで、二重投票なんて、絶対にできなくなります。
スマホにマイナンバーカード機能を登録している人なら、それこそ「手ぶら」で、厳格な本人確認ができるじゃないですか。

今のマイナンバーカードの使い道って、コンビニで住民票や納税証明書が取れる、くらいですよね。もちろん、それはそれで便利なシステムだと思います。でも、人生で戸籍謄本や納税証明書が必要になる機会なんて、そう何度もありますか?

せっかく全国民に配った「最強の身分証」があるのに、なぜ、肝心なところでそれを活用しないのか。
行政の中で、一枚岩になれていない部分があるのかもしれません。あるいは、反マイナンバーカード派の人たちへの、過剰な配慮があるのかもしれない。

でも、選挙は、絶対に公正でなければならない。
1ミリの疑いも、差し挟む余地があってはならないんです。

今回の二重投票問題は、個人の不正行為として片付けるのではなく、日本の選挙制度そのものが抱える、深刻な欠陥として、僕らはもっと真剣に議論すべきです。

そして、その解決策は、もう僕らの手の中にある。
ただ、それを使うか、使わないか。それだけの話なんだと思います。