優しくするのもダメなの?ホワイトハラスメントの話


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです

「優しすぎる」が問題に?ホワイトハラスメントとは

さて、今日のニュースですが、最近よく耳にする「ハラスメント(嫌がらせ)」に関する話題です。

セクハラ(セクシャルハラスメント)やパワハラ(パワーハラスメント)など、相手に対して強い言葉でダメージを与えたり、不快な思いをさせたりする行為は、今の時代「絶対に許されないこと」として社会から排除される方向に進んでいます。

昔なら笑って済まされていたようなことも今は許されず、それはもちろん良い変化なのですが、その一方で最近、「ホワイトハラスメント(ホワハラ)」という言葉が話題になっているのをご存知でしょうか。

「ホワイトなハラスメントって何?」と驚く方もいるかもしれませんが、これは上司が部下に対して「過剰な気遣い」や「優しさ」を見せすぎることが、結果的に部下を苦しめる行為を指すのだそうです。

例えば、
「定時になったから、仕事の途中でも無理せず帰りなさい」
「難しい仕事や面倒な仕事は、上司の自分が全部やってあげるから休んでていいよ」
といった過剰な配慮や、何かミスをしても全く叱らない、といった対応です。

働き盛りの管理職を悩ませる「若手との接し方」

一見すると「すごく優しくて良い上司」に思えますよね。しかし、これが度が過ぎると、部下からは「自分には難しい仕事を任せてもらえない」「このままこの会社にいても成長できないのでは」と不安やプレッシャーを感じさせ、結果として成長機会を奪うハラスメントになってしまうというのです。

これを知って、本当に暮らしにくい(働きにくい)世の中になったなぁ…と少し感じてしまいました。

もちろん、意識をアップデートしていくことは大事です。
でも、今ちょうど春で新入社員が入ってくる時期。下にも上にも挟まれている働き盛りの40代・50代の中間管理職の方々は、本当に頭を悩ませていると思います。

「厳しく指導したらパワハラと言われるかもしれない」
「プライベートなこと(住んでいる場所や恋人の有無など)を聞いたらセクハラと言われるかもしれない」
「気軽に飲みに誘うのも躊躇してしまう」

そんな風に気を使って優しく接した結果、今度は「ホワイトハラスメントだ」と言われてしまうなんて、一体どう若者と接すればいいのでしょうか。本当に大変な時代ですよね。

本当に伸びる人は環境を言い訳にしない

ただ、少し身も蓋もないことを言ってしまうと、本当に伸びる若手というのは、どんな環境に置かれても自分で考えて勝手に伸びていくものです。

「優しすぎる環境のせいで成長できない」とハラスメントを理由にしている時点で、どうなのかな?と思ってしまう部分も正直あります。

とはいえ、「ホワイトハラスメント」という言葉が生まれ、実際にそう感じて悩んだり離職したりする若手社員がいるのも事実のようです。

上司の皆さんは、本当に言葉や態度に気をつけながらマネジメントをしなければならない難しい時代ですが、過剰になりすぎず、適切なコミュニケーションを探りながらやっていくしかなさそうですね。