ちょっと待って、まだ牛乳残ってますよ


モノのインターネット、という考え方があります。全てのモノがインターネットにつながる、ということですが、いまいちこれだけではピンとこないかもしれません。

 

CES 2017で発表されたLGのスマート冷蔵庫「Smart Instaview」はAndroid、またはWindowsをオペレーティング・システムとして搭載。AlexaやCortanaを使った音声コントロールや、賞味期限の管理機能など魅力的な機能を多数搭載。

情報源: LGからWindows10バージョン、Androidバージョンの2種類のスマート冷蔵庫が登場|ギズモード・ジャパン

 

おそらく2017年以降市場を賑わすキーワードになるのは、「スマート家電」かと思います。モノのインターネット、すなわちIoTを活かせる分野でもあります。

OSが内蔵された家電とは

さすがに発売未定のネタ商品でしょうが、WindowsやAndroidを搭載した冷蔵庫というニュースがありました。形はどうあれ、冷蔵庫がスマート家電になるメリットは大きいです。



記事にもありましたが、出先のスーパーで卵あったかな?牛乳残ってるかな?なんて思うこともあるでしょう。自宅の冷蔵庫の中身をパソコンのフォルダを管理するようにチェックできれば便利です。賞味期限が近い食べ物を教えてくれる機能なんかも、食品と冷蔵庫、スマートフォンがそれぞれIoTでリンクすることで可能になります。

ただ、IoTの社会を実現するためには、その分大量のアドレス(電話番号)が必要となります。これまでは家族で一つの番号、今は一人一つの番号、これからは全ての物に一つの番号、となるイメージですね。

NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社は4日、「020」で始まる家電などの – Yahoo!ニュース(時事通信)

情報源: 10月からIoT専用番号=電子機器向け「020」―携帯3社 (時事通信) – Yahoo!ニュース

つい先日、020の電話番号を家電用に解放するというニュースがありました。これもスマート家電が普及するきっかけの一つになることでしょう。

同じように、自動車もコンピュータ化が進んでいます。コンピュータが内蔵した自動車なのか、コンピュータがにタイヤが着いた乗り物なのか、そのあたりが不明確になってくる時代になるかもしれませんね。