小学生時代なんてはるか昔の思い出です。ランドセル、背負ってましたね。
今、ちょっと問題になっているのがランドセル問題です。どういうことかというと、ランドセルが重いという話です。
あー、まぁたしかに重かったですよね。社会の教科書とか、資料集も持ち歩かなくてはならなかったし、なんか無駄に何冊もありましたよね。いや、無駄とかいったら失礼ですけど。
ランドセルが再び重くなる
ランドセルなんて昔から重かったし、そんな問題、僕らの時代にもあったんですかね。ただ、近年問題になっている一つの要因が、脱ゆとり教育にあるそうです。脱ゆとりのせいで、教科書が分厚くなっているとのころです。
毎日新聞のアンケートによると、7割の子供が重いと答え、荷物の多い日の平均はなんと4.45キロにもなるそうです。それでもルールで教科書は自宅に持ち帰らないといけないとのことで、それを背負って子どもたちは毎日歩くわけです。
また、コンピュータの普及も一因のようです。昔はノートはB5サイズが一般的でしたが、コンピュータのプリンタはA4サイズで印刷することも多く、資料もそれに合わせて大きな紙で作るケースが増えているそうです。
重いランドセルを背負うことで、腰が痛くなってる小学生も増えているとか?最近の子供達は大変ですね。
教科書、ランドセルの重量制限はすべきか
アメリカでは、子供の体重の10%を超えるバックパック(ランドセルのようなもの)を禁止する州もあるそうですよ。
先日、国会議員から提出されたこの重量制限に関する質問主意書に対する政府答弁として、教科書の重量制限は設けないという旨の考えが発表されました。教科書はあくまでその会社が決めることで政府として口出しすることではない、ということです。まぁそれもごもっとも。
少なくとも、学校側は多少の本は教室においていいとか、ちょっとは柔軟な姿勢を示してもいいのになとは思いますよね。そういう学校もきっとすでにあるのかもしれませんけどね。
だからといって教科書のIT化はまだ早い?
そうなるとピンとくるのはiPadのようなタブレット端末です。iPadが教育用に格安での販売を、なんて話もありましたけど、それでも高いのがタブレットです。
タブレットを学校支給にするには予算がかかりますし、6年間、高校までいれると12年間だったら、何回かは端末ごと変えないと古くて使えなくなってしまいます。落として割れたらどうするのか、などなど、教育のIT化というのはそんな一筋縄ではいかないものです。
教科書がすべてペーパーレスでタブレット化する日は来るのでしょうか?仕事の現場ですと、例えば譜面なんかはタブレット化されている時代ですけどね。まぁ難しいところですね!
小学生よ、がんばって!