いつもレコーディングデータは外部のHDDに入れてあって、必要に応じてそれをつなぎ作業しています。基本的には保管用で使わないんだけど、メンバーやスタッフさんに楽曲データを編集して渡す必要があるときに使ってます。
この前、ちょっと書き出してたら途中で止まっちゃって、そういえば最近デフラグしてないなと思いました。
もはや死語のデフラグ
デフラグとは、HDD内のデータを整理するような感じです。整理といっても、ユーザーがファイルを開いてフォルダに移動して…とか手動でやるわけじゃなく、データ上の見た目はそのままだけど、中身を整理してファイルのアクセスをよくするためのものです。
HDDの動作が重い理由にはいくつかあって、そのうちの一つがファイルの断片化です。見かけ上は一つのファイルですが、HDDに保存するときバラバラになってあっちこっちにパーツがあるようなイメージです。それを整理するのがデフラグですね。
ただこのデフラグもけっこう都市伝説的なところもあり、そんなに効果がないという意見もあります。中にはデフラグ不要論まで。また、デフラグはHDD内でデータを書き換える作業になるので、やればやるほどHDDを酷使し、寿命を縮めるという話もあります。神経質にデフラグをやりまくっている人も昔はいましたが、それはよくないことなのでした。
また、近年はSSDが主流ですが、SSDは仕組みが全く違うので、デフラグは必要ないという話もあります。最近のデフラグソフトはSSDを認識していますが、SSDが出始めたころはSSDに無理やりHDD用のデフラグをしてただただ寿命を縮めるということもありましたね。
デフラグはもう必要がない
実はWindows10は、定期的に勝手にデフラグをしています。気づかないうちにです。
そのため、デフラグチェックをしても、デフラグは必要のない良好な状態で保たれています。ユーザーにとっては、もうデフラグというのを全く気にせず、HDDをきちんとした状態で使い続けることができるのです。
そして、この音楽レコーディングデータ用のHDDも、つないで作業しているときにデフラグされていたのかわかりませんが、かなり良好な状態でした。
まぁそれでも書き出しでエラーがでたのは、ただたんにUSB2.0でつないでいるからとか、そんな理由かもしれません。といいながらも、このブログ書きながら一応デフラグしてますけどね。
昔に比べると、いろんなことを知らなくてもパソコンは簡単に使えるようになったものです。昔、それこそWindowsが登場する前はコマンドだけでパソコンを操作しなきゃいけない時代もあったので、そういう意味では自分もまたいろんなことを知らずにパソコンを使っている世代ではあります。ありがたいことですね!