今朝、北海道で大きな地震がありました。
夜中に速報が入り、明け方にそれに気づきました。みなさんは大丈夫だったでしょうか?
大規模な停電
土砂崩れや地盤沈下などで建物が破壊されてしまう映像が、今回の地震の大きさを感じさせました。
また、北海道の広い範囲で停電が起きていました。IT技術によって情報はいち早く駆け巡るようになりましたが、停電してしまうとどうしようもありません。
北海道の各テレビ局はインターネットでの映像配信も積極的に行っていましたね。NHKも災害時はインターネットでの同時放映を行っています。テレビが停電などによって視聴できない場合でも、もし携帯の電波が使えるのであれば、スマートフォンでの視聴も可能だからです。
とはいえ、長時間の停電であれば、それも長い時間行うことはできません。
今回は震源地が北海道内の大きな火力発電所の近くで、そこが停止したため他の発電所もストップさせたことによる停電のようですね。電気はためることができないので、難しいものです。でっかい充電池を作るわけにもいきませんからね。
交通マヒ
新千歳空港も震度6弱という大きな地震となりました。もちろん、飛行機の発着は行っていません。
つい先日は台風によって関西国際空港も使えない状態になってしまいました。日本国内の大きな国際空港が二つもほぼ同時に機能しなくなってしまったという、前代未聞の事態となっています。
北海道は陸続きではないため、移動には飛行機、船、鉄道といった限られた方法しかありません。車で青函トンネルを通行することができないのです。
ここまで大きな地震ですと、飛行機、鉄道は運航不能となります。船については運航はしているようですが、太平洋フェリーといった大手のフェリー会社は朝、ホームページにつながりませんでした。おそらく、北海道へ行かなければならない人、帰らなければならない人がフェリーの動向を調べようとしているからでしょう。港が無事でしたら、船は地震には強い乗り物です。例え津波がきても、よほどのことがなければ沖の方へ向かえば安全ともいわれています。
余震に注意
今後も震度6クラスの余震が続く可能性が高く、注意が必要です。北海道にお住いの方は、大変なご苦労をなさっていることと思います。お気を付けて、安全に、健康に、どうかご無事でいられますように。
ここ数年、リングオブファイアとも呼ばれる環太平洋火山帯の動きが常に不安にさせるようなもので、日本だけではなく太平洋に面しているところのあちこちで地震がおきています。先週もローヤリティー諸島とペルーでも大きな地震がありました。
今回は北海道で起きましたが、他の場所でなにも起きないというわけではありません。防災意識を忘れず、しっかり備えを進めたいものですね。