カードケータイにスマホの子機…ドコモの挑戦は続く!


今日、ドコモの冬春モデルの発表がありました。

ドコモ、冬春モデル9機種を発表–カード型ケータイやスマホ用の”子機”も

近年はキャリアというよりかはアップルやSamsungなどメーカーの発表のほうが面白いなと思っていたのですが、ドコモもなかなか面白い商品を打ち出していました。

カード型ケータイ

近年はスマホはどんどん大きくなってきています。その流れの逆を行くのが、このカード型ケータイです。

薄さ5.3mm、重量47gの世界最薄・最軽量となっています。iPhoneは200g超のものもあるので、なんと4分の1以下の重量です。Kindleなどにも使われている、電子ペーパーディスプレイを採用しているため、省電力です。ただ、白黒になります。簡単なWEBブラウザも搭載されています。

なんか昔の電子手帳みたいですね。

メインではちょっと使いにくそうですけどね。

スマホの子機

これも大型化するスマホへの対抗アプローチでしょうが、スマホの子機が登場するようです。

その名も、ワンナンバーフォンです。

電話しかできませんが、スマホを親機としているので、電話はどちらでも対応、WEBブラウザやアプリなどはスマホを使ってください、という感じになるわけですね。普段電話がメインの人はポケットにこちらをいれて、スマホはカバンにしまっておけばOKということです。

これの面白いところは、親機のスマホは家に置いて子機だけ持ち歩いても利用可能ということになっています。

うーん、その発想はなかった。

二つに分かれることによって、通話しながらスマホを見ることができる、というのはちょっと便利な機能ですね。

世界の逆へ

みんなが右を向くときに左を向くという発想は、ビジネスにおいてとても大事なことです。

スマホでかすぎるんだよ!高すぎるんだよ!こんなに機能いらねえよ!!

っていうニーズに答えた形になるのでしょうか。

ですが、現在のスマホに文句を言ってる人って、心の底から文句を言ってるわけじゃく、ちょっと天邪鬼な人も多いわけで、そういう人たちがこれらを使ってくれるかは別問題でしょうね。

ただ、こういういろいろな試みから新しい切り口、そして新しいライフスタイルへとつながることもあります。新しい挑戦はユーザーとしてはウェルカムです。ドコモの今後の挑戦にも期待です。