バンドマンはライブやらリハやらで完全にリモートワークとはいかない部分もありますが、音楽という仕事全般におきましては、やりようによっては比較的リモートワークを行いやすい職種ではあるかもしれません。
理想的なリモートワーク
自分自身も、このリモートワークというのはある意味ではありますが、理想の仕事方法だなとは思っています。
リモートワークというのは在宅でインターネットを使ってデータのやり取りをしながら仕事をするようなことを指します。他にもいろいろな言い方はありますけどね。
ネットを使って打合せもデータのやり取りも行えますので、特定の場所へ赴く回数を減らすことが可能です。仕事と生活のバランスの自由度が高まることや、東京など都市部に必ずしも住む必要がないということがメリットです。
自分自身もネットを使って多くの音楽データのやり取りをしていまして、自宅だけでもかなり多くの仕事ができます。極論を言ってしまえば、一度も会ったことがない人とネットのやり取りだけでCDを製作することは、もうすでに簡単に行えるわけです。
これをリモートワークといわずになんというのかという感じですが、音楽はリモートワークがしやすい分野であるのは間違いありません。
リモートワークで解決できない環境
とはいえ、じゃあすべてネットだけのやり取りで解決するのか、というと話は別です。
先日、リモートワークやってたら鬱っぽくなった、という話がネットで話題になっていました。
実は自分自身はネット大好き人間でネット肯定派であることはお分かりいただけていると思いますが、人間と人間がうんたらかんたらというアナログな発想もとても大事にしています。
これは音楽という仕事だけではないと思いますが、「大事なことは会議ではなく喫煙所や居酒屋で決まる」ということは昔からあったことだと思います。
人間は機械ではありません。思わぬ空き時間の思わぬ雑談から新しいアイデアがでてくるのは当然です。そういった部分を大事にしていけないといけないのは、バンドも会社も同じでしょう。音楽もレコーディング時のちょっとした思い付きや、ちょっとしたトラブルからなにか新しい着想を得ることはいくらでもあります。ネットでのやり取りだけで完結すると、そこを活かしきれません。
リモートワークが必ずしも万能ではないところは、こういったところの問題もあります。
今はなんでも合理的に考えるのをよしとするような風潮がありますが、一周回って無意味なことに意味を見出すような時代もすぐにでもやってくるのかなと思います。そういったときに、リモートワークについても何か次のステップへ進めるようなきっかけがあるのかもしれませんね。
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