今年のスマホ業界で大きなテーマになりそうなものは、5G通信、ワイヤレス充電、もう一つは折りたたみスマホかもしれません。
折りたたみスマホの用途
折りたたみスマホについては数年前から噂は常にありました。
折りたたみといっても、ガラケーのようにパカっとするようなイメージではなく、広げても使えるし、広げなくても使える、というようなものかもしれません。
折りたたみになることで厚さは増してしまいそうですが、それでも小さく持ち運べる状態で大きなタブレットを使えるような感覚になるかもしれませんね。
個人的にそこまで現段階で折りたたみスマホがほしい、という感じはないんですけど、まだまだ詳細がわからないことばかりです。
新しいデバイスが登場すると、それに付随して新しいサービス、そして新しいライフスタイルが登場します。もしかしたらいつか折りたたみスマホを使う日がくるかもしれません。
完全に折りたたみスマホが定着したら、タブレット需要は減ってしまうかもしれませんね。
折りたたみ技術を支える有機ELとは
ここ数年、よく見かける言葉かもしれません。有機ELというディスプレイの技術があります。
折りたたみスマホはディスプレイが曲がるわけですが、この有機ELという技術があるおかげでディスプレイが曲がります。
この有機ELは、正式には有機エレクトロルミネッセンスといいます。これまでの液晶と映像を出す仕組みが違います。細かい技術的な解説はしませんが、これまでの液晶よりも画質がきれいで、薄く、消費電力が少ないといったメリットがあります。これらのメリットはテレビなどはもちろん、スマホでも大きくプラスとなって現れるところです。
多くのスマホは有機ELを採用しています。今後はどのディスプレイが主流になるかはもちろんわかりませんが、現在はこの有機ELが一歩リードというところなのか、iPhoneも今後は有機ELが主力になるといわれています。
日本はもとより液晶技術は進んだ国でしたが、この有機ELに関しては韓国の企業が圧倒的にリードしています。
2019年、折りたたみスマホがどのような新しいライフスタイルを提案してくれるのか楽しみです。