このあと9時からシン・ゴジラやりますよ


この後9時より、シン・ゴジラがテレビで放送されます。まさに自分もゴジラ世代、最近は庵野監督のシン・ゴジラだけでなく、今月から始まる劇場版のアニメ映画と、ゴジラ作品がたくさんありワクワクしますね。

ゴジラにぜひ破壊してほしいものです

さて、ゴジラといえば破壊です。1954年の初代作品では、ゴジラが銀座の松坂屋と和光を破壊しました。このとき、和光からクレームが入ったそうです。要するに、勝手に壊すなということなのでしょうか。ただ、ゴジラがここまで国民的映画となると、壊されるのもまた大きなPRになります。ゴジラを作っている東宝には、うちの建物を壊してくれというオファーが来たとも言われています。おもしろいですね。

まぁ、実際、知ってるところが壊されると妙な嬉しさがあります。まぁ、自分がミーハーだからなんですけどね。実は今回のシンゴジラでも、自分の馴染みの地域がしっかり破壊されます。いやー、たまらんです。興奮します。自分の知ってるところが壊れるとゾクゾクしますね。あれ、ドMなのかな?

さてシン・ゴジラの監督はエヴァンゲリオンでも有名な庵野監督、音楽はこれもエヴァンゲリオンでも有名な鷺巣詩郎先生です。自分がストレートに大きな影響を受けた作曲家の一人です。それだけでも最高なのですが、今回は作中の中でいろいろな作品の音楽が流れます。これまた最高です。この話、前にTwitterでも書いたんですけど、そういうのにも注目して見ていただけたらいいかなと思います。もちろんエヴァンゲリオンの音楽も流れますよ。お楽しみに。

現代社会へのアンチテーゼ

監督の意向でしょうか、シン・ゴジラにはいろいろテーマが散りばめられています。あまり言うと、自分のせいで作品性を歪めてはいけないので、なにもいいません。見ていただいて、感じてもらうのがいいかと思います。

そもそも、ゴジラは核エネルギーにより生まれたということもあり、1954年、戦争が終わって10年もたたずともゴジラが生まれたわけですね。

自分が小さいときは、ただひたすらぶっ壊す存在にしか思ってなかったのですが、ある程度大人になってからいろいろ深読みして変な感じにハマっていきました。

作品の楽しみ方はそれぞれ

変に深読みしながら作品を見るのは良くないです。長谷川博己さんはかっこいいですし、石原さとみさんは美人です。英語がちょっと極端だっていいじゃないですか。そしてゴジラは怖いです。でも、なんか悲しげな感じもあります。今回見て思ったのは、ゴジラはいつまでたってもゴジラだったということです。

どうでもいい話ですが、ゴジラの鳴き声はコントラバスで作ったそうです。今の世の中、効果音はシンセサイザーも含めていろんな方法で作れますが、庵野監督のことですし、このあたりもこだわりがありそうですね。