かすりもしねえ!でもなかった彩雨さんの元号予想!なぜ人は秘密をばらしたくなるのか?


さて、先日決まった新元号「令和」ですが、事前にはどこの報道機関からも情報が洩れることはありませんでした。

発表時は手話通訳さんが「めいわ」と手話をしてしまいそれが話題となっていますが、そんな手話通訳さんにもそのタイミングまで知らしていなかったことを逆に意味しています。それほどに情報漏えいを徹底していましたね。(実は自分も「めいわ」と最初聞こえました)

しかし、その後30年間は秘密にするといっていた他の元号候補が次々と明らかになっていきます。

それ以外のものは「万保」「万和」「広至」「久化」「英弘」になります。

摩天楼オペラ 彩雨 on Twitter

かすりもしねえ!万葉集とか、予想できた人は少なかっただろうな! https://t.co/gapgnE8DDQ

大外れしてしまったかのように思えた彩雨さんの予想に「久化」がありましたので、実際にはかすってましたね(笑)

関係者ってだれだよ

実際に、他の候補案が漏れてしまったことにより、「令和」バッシングも始まりました。絶対こうなるのを予想して漏らさないということだったんでしょうが、とても残念なことです。

関係者からの取材で、となっていますが、いったい誰がどういう形で漏らしてしまったのか。

秘密にしなきゃいけないということはわかってしまうのにすぐに一番秘密にできない報道機関に言ってしまうし、報道機関は喜んでそれを報道するし、もうちょっとなんとかならなかったのかなと思います。

むしろ報道機関は、漏らしたやつが誰かを報道しろよ、と。でも誰が漏らしたかは一生明らかにならないでしょうね。

なぜ秘密を言いたくなるのか

といいながら、自分もまた人間です。もし自分が他の元号案を知ってしまったらもう言いたくてたまらないでしょうし、他の元号案にはどんなものがあったんだろうと知りたくなる気持ちもあります。

言いたい人と知りたい人がいるから、こういうのって成り立っているんでしょうけどね。

実はこの秘密については、ただ自己顕示欲で言いたいという以外にも、もう一つの理由があります。

秘密を持っている、というのは実は大きなストレスなのです。

秘密を守らなければならないストレスをずっと抱えて生きていかなければなりません。ましてや1億2000万人の日本国民にすべて関係する元号という大きな情報。それは強靭な精神力と忍耐が必要です。

元号案を知っていた人が何人いたのか知りませんが、少なくとも今回すべての元号案が出てしまったことによって、その人たちはそういったストレスを背負って生きていく必要がなくなりました。

とはいえ、民間の学者さんたちはともかく、役人や政治家は仕事上、一般人が知りえない情報を知ってしまうこともあるでしょうし、表に出てしまってはまずい情報を管理しなきゃいけないこともあると思います。なので、精神力や忍耐力を含め、人としてまともであり、強い人でなければ務まらない仕事です。

できれば、ストレスを背負ってしまうのは申し訳ないけど、誰にも言わず墓まで持っていってほしかった。

なんて思いました。