20年ぶりの紙幣デザイン変更へ!どうして定期的に紙幣デザインを変えるの?


昨日は久々に紙幣を変更するというニュースでもちきりでしたね。

新しい紙幣のデザイン、なかなかすぐには慣れないかもしれませんが、みなさんはどんな感想をもったでしょう。

個人的には富士山の絵はなくなってしまいましたが、葛飾北斎がいい感じだなと思ってます。なんたってこの絵は横浜の海ですからね。

20年ぶりの紙幣デザイン変更

今回の紙幣デザイン変更は20年ぶりとなります。2024年の変更を予定しているそうです。

1万円札も久しぶりの人物像変更で、今回は福沢諭吉ではなく渋沢栄一です。幕末から明治維新後にかけて、とりわけ経済面で活躍した資本主義の父とも称される人物です。

そういう自分も、正直あまり詳しくはありませんので、4年後までに勉強しておきます。

5000円札は津田塾の津田梅子、1000円札は北里大学の北里柴三郎と、このあたりは久しぶりに学術系が多い印象ですね。

紙幣を変更する理由

日本はこれまでも何回か紙幣を変更しています。

紙幣変更というのはなかなか大変なもので、今は自動販売機など紙幣を読み取って分析する独自の機器を導入している店舗も多く、根本的に全国の機器を作り替えなければなりません。新しいお札でジュースが買えないようでは困ってしまいますからね。

ただ、それにかかる費用はとんでもない金額となります。お店で働いてる人、特に個人店舗は大変かもしれません。

それでも紙幣を変更する一番の理由は偽札への対策といわれています。

まぁ近年は以前ほど偽札は多くないようにも思えますけどね。

表立っての理由ではありませんが、今回の紙幣変更に伴いすべての自動販売機などが新しくなります。そうなると新機能としておそらくSuicaやQRコード決済などに対応する機能をもたせると思うので、4年後というのがキャッシュレス文化の浸透する一番のタイミングとなるのかな、なんて深読みもしています。

年号が変わるタイミングでの発表でしたが、それとは関係がないみたいですね。

詐欺に注意

こういった紙幣変更のタイミングは、それに伴う詐欺事件なども起きます。

古い紙幣はもう使えないから、といって格安で買い取りますよ、みたいな詐欺事件が毎回起きますし、それに引っかかる人もいつも出てくるものです。

当たり前ですが、現在の紙幣もいつまでも使い続けることは可能です。

今回の紙幣変更はキャッシュレス社会の中でのものになるので、そういった意味では新たなタイミングとなります。

2024年の変更に向けて、このブログでも時期が近くなったらいろいろ話題にしようと思います。