コーヒーは人類の生存に必要ではない?スイス政府の出した結論にコーヒー好きはどうする


自分も日常的に飲みますが、コーヒー好きってけっこういますよね。

コーヒー好きほどは飲まないですが、飲まない日より飲む日のほうが多いかな、くらいです。

コーヒーのカフェイン成分など、中毒性のあるもので、日常的に摂取している人は世界でも多いと思います。

人類の生存に不可欠なものではない

スイス政府がコーヒーを「人類の生存に不可欠なものではない」という認定をしました。

コーヒーは人類の生存に「不可欠ではない」 スイス、食料備蓄から除外へ

これはなかなか興味深い記事です。

食料の多くを輸入に頼るスイスは、戦争など有事に備え食料の備蓄を行っています。

記事によると、なんと国民が飲むコーヒーの三か月分を備蓄しているとか!

スイスはコーヒー好きが多い国ですので、これはすごい量です。

そんなスイス政府は、コーヒーの備蓄を2022年に終了したいという考えのようです。

記事によるとこうあります。

スイス政府は、コーヒーは「人命にとって不可欠ではない」ため、緊急時のための備蓄に含む必要がないと説明している。

連邦経済供給庁は声明で、「コーヒーはほぼゼロカロリーであり、生理学的見地から言って栄養確保に貢献しない」と述べた。

なるほど、カロリーをすなわち人命を維持するための要素とするのであれば、たしかにそうなるかもしれませんね。

日本と珈琲

日本は古代よりコーヒーを飲んでいたわけではありませんが、今では日常的に飲まれる飲料の一つとなっています。

日本には江戸時代よりコーヒーが輸入され、明治時代から大正時代にかけて全国へ普及するようになりました。

ちなみに中国語ではコーヒーのことを「咖啡」と書きます。日本語ですと「珈琲」という漢字があります。

こういった漢字の使われ方は諸説あるとは思いますが、調べてみるとこんな記事もありました。

「珈琲」の漢字の由来って?調べてみたらめっちゃ幻想的だった件 – がるシーク

幕末から明治、大正と多くの海外の文化が日本に入ってきました。

しかし外国語の発音をそのまま漢字にしたもので残っているものって、あんまりないですよね。珈琲くらいです。

もっと昔からあるカステラやワインだって、その当て字の漢字ってないですよね。

それだけ、コーヒーが日本でも親しまれてきた証拠なのかなとも思います。