屋根はどうなる?陸上競技用トラックは?まだまだ揺れる新国立競技場、完成まであと7か月!


来年のオリンピックに向けて着々と工事がすすむ新国立競技場、完成まであと7か月ほどとなっています。

こけら落としは今シーズンの天皇杯の決勝ということで、2020年の元旦です。オリンピックイヤーの初日からスタートします。

デザイン案やかかる予算など、以前より揉めに揉めた新国立競技場、まだまだ決まってないことがらもいくつかあります。

屋根は結局どうなる?

少なくとも来年のオープンの段階では屋根はつかないようです。一応観客席には屋根はあるようですが。

屋根を設置するためにはかなりのお金がかかります。これだけお金をかけたオリンピックで数億円の出費となるともはやそれが多いのか少ないのかわかりませんが、節約のため?に屋根はなくなりました。

雨も多い時期もありますし、レガシーとして施設が残った場合、コンサートなどイベント運用を考えると、屋根はあった方がいいような気もします。とはいえ、芝のことを考えると屋根はないほうがいいという意見もあります。

現実問題として、お金だけを考えるのであればこういった施設はイベント運用も合わせて考えなければ採算はとれません。このあたりをどう考えるかでもあります。そういったところもあり、オリンピック後に屋根を設置するという案も浮上しているようです。

陸上トラックの有無は?

新国立競技場はオリンピックでは陸上競技も行いますので、もちろん陸上用のトラックは設置されます。

ではオリンピック後はどうなるかというと、サッカーやラグビーの国際試合は行われますが、陸上の国際試合は行われません。

なぜかというと、陸上競技を行うためにはサブトラックが必要になります。実はこれは旧国立競技場でも同じ問題があり、そのときは近隣にサブトラックを臨時で作り対応したのです。

今回、オリンピック後にこのサブトラックを取り壊してしまうこととなっているので、オリンピック後は国際大会の陸上競技は行うことができないのです。

実はこの問題、まだ完全決着ができてないのです。

オリンピック後は完全にサッカーやラグビーといった球技専用の会場にしてしまう方向で話が進んでいますが、サブトラックを常設化して陸上競技ができるようにすべきという意見もあります。

このあたりいったいどのように決着をつけるのか、それぞれの利権もからみ、難しい局面となっています。

ちなみにサブトラックについても、仮設で作ってそれを壊すというのもかなりの税金が投入されることとなっています。

国立競技場のホーム利用は可能か

新国立競技場をホームグラウンドにできるよう、日本政府がJリーグクラブに声がけをしているという報道もありました。

現在東京とには東京ヴェルディ1969とFC東京の2チームがJリーグに参加しています。どちらも味の素スタジアムがホームグラウンドで、東京23区にはクラブチームはありません。

とはいえ、じゃあその2チームのどちらかがホームを新国立競技場に移すかというと。それはそれでそんな簡単なことでもありません。ただ、FC東京は本社が23区内にあり、東京イメージを固定化させるために23区内にホームを移動したいという願望がある、という報道も以前ありましたが、どうでしょう。

そのほかの候補としては、予想として挙がっているチームが二つあります。それは東京外からのチーム移転です。

それがヴィッセル神戸と鹿島アントラーズです。とくに神戸はスター選手を次々と獲得し、東京移転によりかなりの集客が見込めること。楽天本社が東京にあるということもあります。地域密着の方針を進めているJリーグがそれを行うかどうかは疑問ですが、歴史の中では川崎から東京へホームを映したチームもあり、前例がないわけではありません。

ただ、どちらも可能性はかなり低いでしょうね。

それか、東京に新クラブチームを作って、どこかのお金持ちが金満運営して数年かけてチームをJ1に昇格させるとか、それくらいでしょう。

 

オリンピックは来年、まだまだ問題は山積みです。