QUESTIONより
お酒を飲まれる方の多くがしょっぱいつまみがいいと聞きます。 どうしてそう感じるのかがとっても気になるのですが、彩雨さんは原理をご存知ですか?
お酒は、そりゃもうしょっぱいつまみがいいですね。
ビール、日本酒、ワインと、不思議なものでお酒を飲むとしょっぱいものを食べたくなります。
お酒通にもなれば、塩だけでもつまみになるとか?
しょっぱいものが合うからしょっぱいものが食べたくなるわけではない!
さてこのお酒としょっぱいものの関係ですが、お酒にはやっぱりしょっぱいものが合う!と考える人も多いかもしれません。
しょっぱいだけではなく、脂っこいものとかも。
もちろん合うというのもあるのかもしれませんが、実は理由はそれだけではないのです。
アルコールを人間が摂取すると、アルコールを分解しなくてはなりません。
アルコール分界のためには、亜鉛が必要になります。
つまりアルコールを摂取すると、体内の亜鉛が減少するのです。
実は体内の亜鉛が減少すると、味覚障害を引き起こします。
その結果、しょっぱいものや脂っこいものも、通常時に比べきつく感じない、つまり摂取しやすくなるのです。
とはいえ、それでも体内に摂取する塩分量に関しては積み重なるだけですので、お酒の飲みすぎからの、塩分過剰摂取に関しては気を付けなければなりません。
とはいえ、自分だってしょっぱいものが大好きなんですけどね。
亜鉛が取れてお酒に合いそうなもの
亜鉛はお茶に多く含まれています。ですが、例えばお茶を飲みながらお酒を飲むという機会は少ないです。
緑茶ハイくらいです。
食べ物で亜鉛が多く含まれているものもあります。それは牡蠣です。
牡蠣は地球上でもっとも亜鉛が含まれている食物と言われています。5粒、6粒食べれば、1日に必要な亜鉛をすべて取ることができます。
もちろん他の栄養素もありますし、お酒との相性もいいですね。
まぁだからといって居酒屋で毎回牡蠣を食べろとはいいませんが、ちょっとした豆知識としては面白い話かなと思います。
好きなつまみ
どうでもいい余談ですが、彩雨さんの好きなつまみの話を。
ホタルイカの沖付けが好きです。居酒屋に行くと他のメンバーが頼んでくれるほどです。
ツアー中にコンビニで買うつまみは、メンマです。なぜか子供のころからメンマが好きです。
ウイスキーとかだと、甘いものもいいですよね。ドライフルーツとかも。
でも日本酒をめっちゃ飲んだ後にチョコを食べて吐いたこともあるので、食べ合わせってあるんだなぁと思いました。
伝統的に、このお酒にはこれが合う、ってのがあります。
積み重なった酒飲み人類の知恵は、きっとそれぞれ科学的にも意味のあることなのかなと思います。