QUESTIONより:乾電池キーボーディストが語る、バンドの乾電池事情


QUESTIONより

乾電池を使うキーボーディストな彩雨さんは、使い捨ての乾電池と充電式乾電池だとどちらの方が使用頻度が高いですか?


使い捨ての乾電池よりは、充電式の乾電池をいつも使います。

ワイヤレスのイヤモニであったり、ショルダーキーボードも電池で動かしていますが、いつも充電して使っています。

ショルキーをライブで使うようになってからずっと充電式のにしているので、けっこう古いエネループかもしれません。そんなに長く使えるものなのかわからないですが、今のところ不具合らしい不具合はありません。

最近は他メンバーもイヤモニで乾電池を使うようになり、乾電池は経費で大量購入しているのがあるんですが、自分の場合は以前のショルキーで充電の乾電池8本を使っていたため、それをうまく活用しなが使っています。ちなみに今のショルキーは乾電池四本で動きます。

充電式と乾電池の違い

基本的に通常の乾電池は1.5Vです。ですが、今自分が使っている充電式の電池は1.2Vです。

他社の充電式が何ボルトか把握していませんが、厳密にいえばボルト数が違います。

これによってどのような不具合があるのか、自分にはわかりません。

ただ、問題なく使えています。

しかし、基本的には1.5Vで使えるように作られている製品でしょうし、もしかしたら何かあるのかもしれません。

でもなにもないです。

つまり、このあたりは自己責任ということです。

電池にこだわる音楽業界のスタッフさん

自分自身はまったくこだわりはなく、充電式のものでも普通に使いますし、100円ショップのものも使いますし、なんなら使いかけのものでも残量がほどよくあればそれでもかまわないわけです。

とはいえ、ライブ現場にいるスタッフさんたちは、電池に対するこだわりは半端ないです。

新品のものでも電圧チェックをして、規定量に達していなければ容赦なく切り捨てていきます。このあたりはプロの仕事です。

もしかしたらバンドマンの方でもめっちゃ気にする人もいると思いますが、この辺はそれぞれですよね。

電池残量によって音が変わるなら話は別ですが、イヤモニとか電池が切れる直前まで同じ音してるしなぁ。ショルキーに至っては音はラック音源からでてるので、関係ないしね。

最近はギターのワイヤレスなんかはそもそも機材に充電池が内蔵されていたりと、単三乾電池の出番自体も徐々に減るかもしれませんが、それでもまだまだ乾電池という形状はとても便利です。

なにより、世界のどこにいても調達できるバッテリーですからね。

日常生活ではリモコンくらいでしか見かけなくなりました。あとは時計とか?

バンドやってなかったら乾電池触る機会なんて少なかっただろうなぁ。