今さらではありますが、GW終盤から少し体調を崩しておりまして、久しぶりに風邪薬を飲みました。
風邪をひいたら、やっぱりこれです。
葛根湯。
葛根湯を飲んで、たくさんご飯を食べて、寝ながら山ほど汗をかく。汗をかいて夜中に着替え、山ほどポカリを飲み、また寝る。そんでまた汗をかいて朝になる。
それで風邪は治ります。
※漢方は食前のほうがいいのです。
風邪をひいたら葛根湯
葛根湯は、東洋医学の薬、ようするに漢方薬です。
西洋医学のいわゆる風邪薬とは違います。それであるがゆえに、飲まない人もいるかもしれません。
葛根湯は風邪の初期症状に飲むと、凄まじい汗をかいて体内から風邪がなおっていくような感じがあります。
向き不向きもあるのかもしれませんが、自分の体にはぴったり合っているように感じています。
葛根湯の歴史は古く、紀元前から存在しています。
落語でどんな症状を訴えてくる患者にも葛根湯を渡すというやぶ医者の話がありますが、それもあながち嘘ではありません。
異病同治という考え方が東洋医学にはあります。
異なる病気であっても、その根本にあるのは同じ原因であるという考え方です。なので、違う病気であっても、同じ薬で治すことができるのです。
葛根湯は頭痛、発熱だけではなく、肩こりにまで効果があるといわれています。
葛根湯が効かない風邪もある
葛根湯が効かない風邪もあります。
具合が悪いけど、汗をかいていない場合は葛根湯を飲むといいのですが、汗をかいているタイプの風邪をひいているときに葛根湯を飲んでも、あまり効果がないという話もあります。
ただ、そういった場合でも、葛根湯以外にもたくさんの漢方が薬局には売っています。
まぁ自分も漢方薬のことはあまり詳しくはないのですが、ちょっと調べてみるとなかなか漢方薬、東洋医学というのは奥深いですね。
おもしろい世界です。
風邪の初期症状で、ちょっと具合が悪いかな?と思ったときにすぐ葛根湯を飲むのはおすすめですよ。