もはや死語?あらためて振り返る「ギガ死」と「パケ死」の違い


ソフトバンクのCMで「ギガ死」という言葉がでています。

現在各社揃って大容量の通信プランを打ち出しており、そういったプランを押し出すための言葉です。

簡単に解説すると、手持ちのプランの容量を全部使い切って、通信がノロノロになってしまう状態のことをいいます。

ソフトバンクの調査によると、4割の人がこれまで「ギガ死」を経験したことがあり、6.8%の人が毎月「ギガ死」になるそうです。

中でも沖縄や九州エリアのユーザーが多いらしく、これもまた興味深いデータですね。

「ギガ死」と「パケ死」

さて、「ギガ死」というフレーズを聞いて思い出されるのが「パケ死」です。

そういえば、あまり聞かなくなりましたね。

そもそも「ギガ死」というのは通信制限がかかるだけで、ぶっちゃけ大したダメージはないものです。「パケ死」を知っている我々世代からしては生易しいものですよね。

パケ死を知らない若者にこの地獄を紹介すると、パケ死のパケはパケット、つまりギガ死と同じく通信量のことを指す言葉で、イメージとしては近いものです。

しかし、昔は今のように一定量を超えると通信制限がかかるとか、そんな優しい制度はありませんでした。

そもそもが使った分の通信量を携帯会社に払うシステムになっています。

そのため、それを知らずに携帯で通信しまくってたら、凄まじいお金を請求された、というのが「パケ死」です。

数十万円レベルで請求される人は当時多く、テレビでもよく話題になっていました。

そういったことへの対策として、現在のような定額システムが定着した背景があります。

今でもある「パケ死」に注意

この忘れかけていたパケ死ですが、現在もあり得ることです。

その理由として一般的なのは、海外での場合です。

海外では日本の定額システムが適応外になりますので、日本にいるのと同じ感覚でスマホをいじってしまい、数百万もの請求をされた、みたいな話はたびたび話題になります。

現在は海外でも普通にスマホで電波が拾えてしまうので、ありがた迷惑な話ではありますが、気をつけなければなりません。

WiFiでやっているから大丈夫と思っていても、WiFiの電波が弱くて4G回線になっちゃったりとか、一瞬の油断で高額請求はやってきます。

海外に行ったら、問答無用でWiFi以外の電波を拾わないように設定してしまうのがベストです。

言葉の意味が変わる

その一方で、認識としては「パケ死」がいわゆる「ギガ死」と同じで、通信制限がかかってしまうという意味で捉える人も多いようで、言葉の意味が変わりつつあります。

このように、時代によって言葉の意味が変わることはよくあることです。

動画サービスの普及や直近の5Gスタートもあり、10年後くらいには自分の予想としては「通信制限」という言葉自体が過去のものになると思っています。