みなさん、新幹線に乗るときこれどう感じますかね。
車内の英語アナウンスの話です。
東海道新幹線の英語アナウンスは逆効果? 問われる「英語の質」(文春オンライン) – Yahoo!ニュース
実は、自分もちょっと同じ風に思って、これだけ棒読みの発音で通じるのかな?といつも思います。
難しいアナウンス問題
表示などで英語がでてるのはいいと思うし、アナウンスで英語を流すのもいいと思うのですが、わざわざ車掌さんが自分でしゃべらなくてもいいのになとは思います。
なんてアナウンスすればいいかという定型はあるので、別に録音したやつを流せばいいのではと。
新幹線じゃなくとも、録音したやつを流す電車も最近はけっこうありますしね。
記事内でも指摘されていますが、緊急時に外国人向けに正しくアナウンスできる対応力があるのかどうかというのはたしかに疑問で、こういうのもまた問われる英語の質ということですね。
まぁその一方で飛行機内や飛行場はたしかに録音したものは流れませんね。
こういうのってなにかルールがあるのかな。
飛行機はたしか管制官は英語で会話しないといけないとかルールありましたけどね。
難しいニュアンス問題
最近、同じように英語で話題になったのが、翻訳の問題です。
ヱヴァンゲリヲンにでてくる「好きってことさ」をどう訳すかで、LOVEなのかLIKEなのかという問題です。
カヲルの「好きってことさ」はNetflix版『エヴァ』配信21カ国でどう翻訳されたか? – シン・さめたパスタとぬるいコーラ
どちらも好きという意味ですが、ニュアンスとしては違います。
ただこのヱヴァンゲリヲンのシーンに関しては微妙なところではありまして、「好きってことさ」にはその言葉以上のニュアンスを含んでいるところなので、それを英語にしたときどうすればいいのかというのはちょっと難しそう。
そう考えると、こういう映画やアニメを違う言語にするのってけっこう大変なことかもしれませんね。
元のニュアンスをしっかりと理解した上で翻訳家がどう処理するかということなので、翻訳家のセンスってすごい大事ですね。
たまに発音由来のジョークなんかは訳してしまうとそれがなくなってしまうわけですが、訳しながらも同じ発音由来のジョークをぶっこむ翻訳家もいて、そういうのがまさにセンスですよね。