いろいろもめながらも新国立競技場にトラックを残すというところでなんとか話はまとまり、チケットも大きな話題になりましたが最初の選考も終わり、オリンピックまであと1年というところで少しずつですが前進しているようにも思えます。
次の問題はホテルです。なんと、大会期間中は4.4万部屋も足りないという報道もありました。
ホテルがない
東京オリンピックで、大会関係者がホテルをまとめて押さえてしまっているという報道がありました。
五輪、今度は「ホテルがない」 組織委が大量に仮押さえ (朝日新聞デジタル)
チケットに当選して、早いうちにホテルを抑えようとする人も多いでしょうが、もう今の段階でだいぶ少なくなっているようで、これからチケットを確保したとしてもホテルがあるのかどうかという問題はギリギリまで付きまといそうです。
東京は電車のアクセスもよく、こうなってくると東京郊外や神奈川、埼玉、千葉あたりのホテルの需要もかなり高まるでしょうが、障がい者やお年寄りの方もいらっしゃいますし、そう簡単な話でもありませんね。
ホテルシップ
豪華客船を巨大なホテルに変えてしまう、ホテルシップという考え方もあります。
数千人を収容できる船も多く、それだけでも大きなホテルのような使い方ができますからね。
それを見越してか、来年からは豪華客船を止めることができる港も東京でオープンします。
東京近郊でもアクセスのいい横浜でもこのホテルシップの利用は期待できます。
ホテル不足は大きな問題になりそう
カプセルホテルやラブホテルなど全部を使っても、東京に収まりきれる人数ではないかもしれません。
地方都市にとっては、ある意味チャンスかもしれませんね。
宿泊プランと新幹線やバスなどを組み合わせるようなキャンペーンも登場するかもしれません。
場合によっては新幹線で1時間程度でいける距離までは激戦区になるかもしれません。そう考えると静岡あたりまで客足は伸びるかもしれませんね。
山手線はすでに期間中は終電を伸ばす報道がありましたが、東京郊外へ延びる私鉄なども、それにあわせて終電を伸ばす可能性もあるかなと思います。
あとは民泊であったり、空き家などを利用した宿泊施設のサービスにも期待が寄せられるでしょうが、これからチケット当選とともにこのホテル問題も大きく取り上げられるようになるかもしれません。