ついこの間のブログでこう書きました。
「 最終的には、家でも外でも全てがリモートプレイになるのかなとも。ゲーム機という概念もなくなるんじゃないかな。 」
もう少し先の話のつもりで書いたんですが…
早速実現することになりそうです。
Googleが「Stadia」を発表
ゲームの未来が変わる出来事です。
Googleが本格的にゲーム業界へ参入、「Stadia」というプラットフォームを発表しました。
これまでもSONYやMicrosoftがゲーム業界へ参入するといったことはありましたが、今回のGoogleのものはゲーム機を発表する、ということではありません。
ゲーム機もソフトもいらないメリット
スマホ、パソコン、テレビなどでゲームができるようになります。インターネットにつながっていれば。
これはもうゲーム機いらず、すべてを遠隔操作でゲームをする形になります。
その結果、超高性能のゲーム機をすべての人がスマホやパソコンなどを通して使えるようになるようなイメージです。
ゲーム機にもコストがかかりますし、それはユーザーにとってもメーカーにとってもそう。
ゲーム業界からゲーム機という概念を取り払い、ネットワークを駆使したクラウドタイプのゲームは将来的には十分あり得る話だとは思ってました。
ソフトウェアもパッケージされていないことで、アップグレードが比較的容易に、というよりリアルタイムに行うことができます。
もしかしたらマップとか敵キャラとか、さらにはストーリーまで、AIが勝手にどんどん作り出していくようなゲームだって登場するかもしれません。
ゲームの共有がキーワード
全てがネットワークにつながることによって、ゲームに新たな概念が登場します。
それがゲームの共有です。
MMORPGのように、ひとつのゲームの中にたくさんのユーザーが集まる、これもまた一つの共有です。
今回発表された機能で、YouTubeにパソコンなどに負荷をかけることなくゲーム画面を投稿できる仕組みが搭載されることが発表となりました。これもまたある種のゲームの共有です。
また、「State Share」という機能で、自分のゲーム内の状態を世界中に共有することができるみたいです。このあたり、どんな普通に使われるのでしょうね。
日本ではまだサービスが開始されることはないみたいです。
今後5GやVRなどともリンクさせながら、大きくゲーム業界も動き出していくことでしょう。
とはいえ、2019年の技術とインフラでどこまで実現可能なレベルに達しているのかはちょい疑問ではありますけどね。10年後ならともかく。