ZIPファイルってみなさん使いますか?
コンピュータを扱う仕事をしていたら必ずといっていいほど使う圧縮ファイルだと思います。
音楽の仕事でも基本ZIPを使います。
音楽データは全てバラバラになっているので、レコーディングデータなどかなりのファイル数があります。全部まとめてZIPファイルにしてしまえば、容量も減らせるし、ネットで送信するとき便利ですね。
ZIP爆弾
データをどれだけ圧縮できるか、それはデータの中身によっても違います。
例えば音楽のWAVデータの場合は、音が無音であればかなりの圧縮ができます。その一方で、例えばMP3のようにそもそもがギュッと詰まったファイルの場合は、そこまで圧縮することができません。
最近、ZIPの圧縮技術を使ったZIP爆弾なる気になる存在が話題になっています。
これはたった46MBのデータを解凍すると、なんと4.5ペタバイトにもなるデータだそうです。
ペタバイト、ってすごいですよね。ギガより上の、テラより上の、ペタです。
自分も長くコンピュータに接していますが、ペタバイトのデータを触ったことも見たこともありません。
これが理論上の限界値なのでしょうか。圧縮ファイルというのはすごいですね!
海外では”Zip Bomb” (ZIP爆弾) “Decompression bomb” (データ展開爆弾、データ解凍爆弾) “Zip of Death” (死のZIP)といった呼び方もあるそうです。
これだとただのZIPファイルですので、ウイルス対策も無効になってしまうわけです。とはいえ、最近のウイルス対策ソフトはこういったものも認識するそうで、よくできていますね。うっかり解凍したらどうなっちゃうのかな?
いろいろある圧縮ファイル
ZIPが一番有名な圧縮ファイルですね。iPhoneなどでも直接開けるので、とても便利です。
他にもLHAやRARなどいろいろな種類があります。
どんなデータを扱うかによって、圧縮方法を変えると効率がよかったりします。
ちなみにLHAは日本国産の圧縮ですが、海外でも使用されていますね。
とはいえ、一般的にはあんまりZIP以外のデータは使わないかもしれませんね。