スマホの高性能化、消費税増税、分離プランの禁止、米中経済問題という4つの要素すべてが、スマホの高額化をますます進めています。
こういった流れはもう少し続くと思われます。
スマホに10万というのも衝撃でしたが、もはや10万円ではすまない金額になっています。
パソコンが安くなっていく流れもあるので、スマホがパソコンより高いというのも感覚的には不思議なものです。
廉価版のスマホの需要は高いはず
スマホといっても、全国民が3Dゲームをやったり、動画の編集をしたりするわけではありませんよね。
それはパソコンもそうで、利用者が増えれば、自分の用途にあったパソコンを選ぶわけです。それはスマホもまた同じです。
Huaweiが圧倒的なコスパでのスマホを出し、それがとてもよく売れています。
いくら先進国の日本とはいえ、10万円以上するスマホが続々と売れるほど裕福な国でもありません。
こういった廉価版のスマホについては、先進各国の間でも需要は高まってくることでしょう。
iPhoneに関してはまだまだ廉価版は出さないでしょうが、このあたりも日本国内でのシェアを左右するきっかけになるようにも思えます。
広告入りスマホの可能性は
世の中には多くのサービスがありますが、無料のものも多いです。
そういった無料のサービスを支えるのは広告で、WEBの世界だけではなくとも、スタジアムだったり交通機関であったりと、広告は町中にあふれています。
実は、広告をスマホに表示させることで、端末代を下げるという試みをした動きが以前ありました。
それがAmazonで、Amazonはかつてスマホに参入しようとしたとき、こういった広告入りのスマホを出そうとしました。
実際にAmazonはタブレットは格安で出していますが、それもしっかり広告が入ります。
Amazonは数年前に中国企業と広告入りスマホを超格安で販売しましたが、その後スパイウェア問題により頓挫してしまいました。
しかし広告を出すという試み自体には問題はないので、広告が入ることで格安のスマホを提供する、というのも面白い試みのようには思えます。
スマホは1日に触る回数が多く、そのたびに待機画面に広告が表示されます。うざいといえばそこまでですが、値段差にもよりますが、今どこかがやれば話題になりそうな予感も。