サブスクリプション型のサービスは近年多くの分野で見られ、情報分野を中心にトレンドになっています。
音楽や映画といったエンターテイメントから、ラーメンや珈琲など飲食店にまで及びます。
サブスクリプション型自動販売機
この発想、なかなか面白いですね。1日1本、飲み物をもらえるサービスだそうです。
イノベーション自販機といって、自動販売機とアプリが融合したようなサービスで、なかなかいいですね。
これまでの既存のサービスにスマホを結び付けることによって、ユーザーをより強く抱え込むことができるようになります。
こういった発想は、多くの分野でも見られるようになるかもしれません。
記事ですと月980円からとありますが、どうやら980円で利用できるのは最初の1か月だけみたいですね。
980円で1日1本飲み物がもらえるならば安いですが、どうやら二か月目からは月2480円になるそうです。
2480円で31回飲み物がもらえるのでそう考えると得ですが、毎日利用するわけでもないでしょうし、まぁ割安かどうかというと微妙な感じもしますが、どんなもんでしょうね。
所有する必要がない
このブログでもたびたび話題に出していますが、こういった定額サービスは次々に増えていきます。
こういったライフスタイルは便利なものではありますが、所有するという考え方はなくなります。
いわゆる所有欲というのは満たせませんが、もしかしたらこういったサービスの中で育っていった子供は、むしろ所有する、という概念自体が現在の我々世代よりも少なくなるかもしれませんね。
必要なものだけ必要なオプションをつけながら生活するようなイメージです。ある意味合理的ですし、ミニマムな生活ができそうではあります。
自分自身はどうかといいますと、エンタメ系についてはもはや所有欲はなくなってきました。音楽もアニメや映画もサブスクリプション型で定着しましたし、それ以外でもデータでの所有で十分満足しています。
ただ所有するというのはそれはそれで一つの欲望の形ですし、一つの目標の形でもあります。
将来的には都市部では車など移動手段もシェアリングで定着することになるでしょう。家はすでにそうなってはいます。
生活の周りはもっとサブスクリプション型の定額サービスがあふれていきます。いいような、悪いような、いつかじっくりすべてがサブスクリプション型になった生活をイメージして新たなライフスタイルを考えてみることにしましょう。